統合というよりは融合

あけましておめでとうございます。巣です。
統合じゃなくて融合なの?とおっしゃる方も、このnoteを見ているかた(すくなくともDIDに興味があるかた)なら思われる気がするので、お話しようと思い執筆しております。

統合は、人格が一つに戻ること。今までは理想的な完快だと言われてきましたが、今は少し治療の世界でもものの見方が違うようです。
共存、というのもあります。分裂した人格を一つにしないで、そのまま共存させる。人格の中には『死ぬ』(人格が消える)ということを恐れる子もいます。余計なストレスを治療経過で与えないで、ただ、多数の人格が生活に支障なく過ごせるよう協力をしあう方法が『共存』と言われています。今は、これが理想だっていわれてますね。
そして今、私がおそらくこの状態かな?というのが『融合』です。

統合と同じでは?と思われると思うのですが、多分『解離しやすい』というのが私に『融合』だと感じさせるからかも。
統合は、私の中では「フラッシュバックに襲われない、解離しない」みたいな完全無欠なイメージがあります。
でも、融合状態かな、と思われる私には「ところどころ記憶の抜けがあり、解離も起きるし、フラッシュバックはおこるし、頭に声が響いたりするときがある」という具合です。でも誰の声かは分かるし、理解できるし、緩やかに意識のある人格交代直前のような、そういった具合で。

生活に支障さえ出なければ、完治と言える障害なので、もう少し、という感じがしますね。

睡眠と、しっかり食事、ストレスの発散をしつつ、今年も自分のペースで頑張ります。

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