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2024/08/28 合気道稽古日誌

道場がお盆休み等で、なかなか稽古が出来なかったですが、本日久しぶりに稽古に行けました。

突然先生に来月審査をすると言われ、今日は肩取り二教、肩取り三教、後ろ両手取り三教を行いました。

先生とマンツーマンで教えてもらって、やはり体感して思ったことは、今現在の心身統一にはあまり当身の概念が無いので(第七体技、第十九体技を除く)
合気会系の肩取り二教、三教を覚える時に、簡単ではないなと感じました。

なんでもそうだと思いますが、先入観や事前知識が入っていると、かえってそれが新しいことを学ぶときに邪魔になってしまうことがありますね。

今日はもろにそんな感じの稽古だったので、うまく吸収できずに悔しい思いをしました😅
新しいことを学ぶには、いったん過去の知識は全て捨てて、真っさらな状態で取り組みたいと感じました。

【心身統一と合気会系の技の違い】

・肩取り二教
 心身統一では肩取り後に二教を行なってから、相手を寝かせて、固め技を行う。

 対して合気会系は肩取り二教表(心身統一でいう入身)は、崩しの後に二教を行わない。一教で抑えて、固め技をする時だけに二教の固めを行う。
裏(心身統一でいう転換)は二教を行う。

・肩取り三教
 {{ 注意!! }}
 肩取り三教はもう一度、先生に確認する!
 心身統一では入身(合気会系でいう表)の際は、相手を一教で切り下ろした後、三教を極めるが、そのまま下ろす。(極めた三教を上に上げて相手の上体を起こすことはしない。)
 転換(合気会系でいう裏)の際は、三教を極めた後に、指先の氣を相手の肩口に返して、相手の上体を起こし、相手の肘を意識し(剣を振り下ろす要領で)相手を下ろす。

 合気会系は今動画を見ていますが、道場によって、その辺りがバラバラのような印象。今日、道場で習った内容としては一回くらいしか練習できなかったので、覚え切れなかったですが、表・裏両方とも、相手の上体を起こすことはしなかった気がする…

その他、指導内容

・二教を行う際は、相手の両つま先と、自分の前足のつま先が一直線になる。(相手に対して正面に構えるのでは無く、半身になっており、相手のもう片方の手で攻撃されない関係をつくる)

・二教で切り下ろす際は、相手の正中線を切り下ろすイメージ。自分の腰を真下に下ろすわけでは無い(そうすると技が緩んでしまう)
 切り下ろすと同時にもっと前足に重心がかかる。

・取りは、肩取りの手をとる時は、自分の親指を相手の親指と人差し指の間に入れてはいけない。もしそのかたちで手を持ってしまうと、返し技を受けるきっかけを作ってしまうことになる。相手の手を持つ時は相手の手首寄り(親指の付け根あたり)のところを持つこと。

・肩取り一教表・二教表の受けを行う時は、簡単に膝を付かないこと。返し技や反撃を行える姿勢を維持することが重要。

今日のまとめ
・会派が違うことで技の形が違っても、柔軟に対応できる心を持とう!


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