Ⅲ.習近平新時代中国特色社会主義思想・学生読本・初中 p.26【3-1-1】

1.“五位一体”总体布局是决定中国发展的“大棋局”


1.「五位一体」総体的布陣は中国の発展を決める「壮大な棋局」

1-1:社会生活包括方方面面。改革开放以来,中国共产党领导中国人民不断对中国特色社会主义事业进行布局。“五位一体”总体布局回应了新时代经济、政治、文化、社会、生态文明发展中存在的若干问题,并作出科学而全面的指引,堪称一盘决定中国发展的“大棋局”。

意訳:社会生活にはあらゆる側面が含まれます。「改革開放」以来、中国共産党は中国人民を率いて、絶えず「中国的特色のある社会主義」事業について一つ一つ手を打ってきました。「五位一体」という全体的な布陣は、新時代の経済・政治・文化・社会・エコ文明の発展に内在する若干の問題に対応し、科学的かつ全面的な先導を行うもので、中国の発展を決定づける「壮大な棋局」とも言えます。

①改革開放:1978年に鄧小平が始めた改革路線。
 毛沢東は原理主義的社会主義に固執して「大躍進」政策を推進し、結果的に1959~1961年にかけて「三年困難時期」(別名「三年大饥荒」)を引き起こし、数千万人の餓死者を出した。毛沢東の死後、党中枢に返り咲いた鄧小平は「先富論」(豊かになれるものから豊かになれ)を提唱し、人民公社を解体して市場経済を導入し、深圳に経済特区を設置して外資を誘致し、なんというか、まあ、有り体に言えば、資本主義へと舵を切った。しかし中国共産党は「社会主義国家の建設のため」という大義名分により独裁体制を布いているので、“社会主義やめるわ”とは言えず(言ったら、独裁を続ける理由を失う)、鄧小平もとりあえず「中国特色社会主義」と言いつくろった……という解釈も成り立つのではないか?。
②五位一体:中国共産党の言わば骨太方針で、経済・政治・文化・社会・エコ文明の建設という5本柱からなる。改革開放(1978)の頃は経済・政治・文化の三位一体だったが、十七大(2007)の報告で「社会」が加えられて四位一体となり、さらに十八大(2012)で「エコ文明」が追加されて五位一体となった。
 参考:十七大報告・人民網(日文版)
 参考:十八大について・人民網(日文版)
③总体布局:総体的布陣。直訳すれば「全体的なレイアウト」だが、ここは囲碁の盤面全体に描かれた陣地のイメージ(だと思う)。
④指引:先導する、道案内する、(一定の目標に向かって進むよう)導く、指導する、手引きする.
⑤生态文明(生態文明):エコな文明。生態や環境への負荷を減らす文明。EV化推進などは、その一つだろう。

1-2:“五位一体”总体布局并不是一蹴而就的,而是在社会主义建设中摸爬滚打找到的。从改革开放初期经济建设、政治建设、文化建设“三位一体”的提出,到党的十七大报告中对经济建设、政治建设、文化建设和社会建设的“四位一体”进行系统阐述,再到党的十八大报告中的“五位一体”,中国特色社会主义事业的总体布局逐步形成并不断完善。

意訳:五位一体」という総体的布陣は一挙にできたものではなく、社会主義の建設の中で苦しみもがきながら見出したものです。「改革開放」の初期に経済建設・政治建設・文化建設という「三位一体」が打ち出されてから、中国共産党の第17回全人代(第17回全国人民代表者会議)の報告で経済建設・政治建設・文化建設に社会建設という「四位一体」が体系的に詳しく述べられるまで、更に党の第18回全人代の報告の「五位一体」に至るまで、「中国的特色のある社会主義」事業という総体的布陣は徐々に形成され、絶えず改善されてきました。

①一蹴而就:一歩踏み出せばたちまち成就する、一挙に成し遂げられる、安々と成功すること。多くは否定文に用いる。
②摸爬滚打:つらい仕事を苦労してこなす、厳しい修業をする、必死にもがく
阐述(闡述):(理論や難しい問題などについて)詳しく述べる、分かりやすくはっきり述べる、述べて明らかにする。
④完善:(人間・精神・思想・作品・計画・設備・組織・法律・制度・理論などが)完全である、完備して優れている、全く立派である、申し分なく十分である、完璧である。

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