ぎっくり腰?急性腰痛が起こった時にするべき行動とざっくりとした判断基準。

世の中は4連休。
いろいろ物議になっているGotoキャンペーンもあり、
この連休にちょっとした旅行をされている方もいるのでしょうか?

サービス業に従事している人たち。
仕事ですよね。。。
僕もそうです。
頑張って働きましょう!

さて、つい2日ほど前、急な腰痛が発生です!
普通に座って事務作業していただけです。
もちろん、疲労などがあるかもです。
もちろん、姿勢が悪かったかもです。
でも、ふとした瞬間に腰に違和感、そして、そこから痛みに。

僕は学生の頃に腰椎の椎間板ヘルニアになりかけたことがあり、
そこから、腰はいろいろと不調を抱えています。
腹筋やストレッチなど、継続的に行っていますが、
年齢を重ねるにつれ、ちょっと無理をするとすぐに腰の不調が現れる。
もう付き合っていくしかないですね。。。
ということで、一般的な対応、あと、僕個人の経験から判断基準などをお話しします。

急性腰痛(いわゆる”ぎっくり腰”)

急性腰痛が発生する状況は多岐に渡ります。
・重いものを持って。
・ちょっと体をひねったときに。
・くしゃみをして。
などなど。
重いものを持っては、状況として分かりやすくていいんですが、
実際、”ふとしたことで、予期せぬときに”起こる方が多いのではないでしょうか?

腰の調子が悪いというお客様とパーソナル指導中に話をしていると、
このケースがほとんどです。

障害は”マルユース”と”オーバーユース”で起こる。
つまり”間違った使い方”か、”使いすぎる”と怪我は起こります。

意識してものを持ち上げると腰に負担はこないけど、
何も考えてないと、姿勢が悪くなる時ありますよね。

腰痛の一番の予防は、
”常に正しい姿勢で動作する”
で間違いないと思います。

急性腰痛になってしまったらまずは受診すべき。

気をつけていても、急性腰痛は不意に起こりえます。
なってしまったら、しょうがない。。。。。
実際、急性腰痛は数日〜数週間で治ってくるのが一般的。
でも、
・痛みが強い場合
・痛みが2〜3日続く場合
・何度も急性腰痛になっている場合
などだと、僕は、整形外科での受診をオススメ
します。
理由は、
・レントゲンやMRIなどで内部がみれる。
・診断書を作成できるのは医師免許を持っている人だけ。

この2点です。

”体の中をみる”ことができるのは病院だけです。
急性腰痛は、ヘルニアなど腰椎周辺の障害が原因かもしれません。
それを確実に確認するのは、実際に内部を見るのが一番。
原因が骨なのか、周辺の筋肉なのか。
これがはっきりするだけで、その後のケアを正しく選ぶことができます。

また、診断書を作成できるのもお医者さんだけです。
場合によっては、怪我の証明のためなどで必要な場合もあるかもしれせん。
こんな時は、迷わず病院です。

急性腰痛の場合に自分でできること

「痛いから動かない方がいい。」
みなさん、こんな感じで考えがちですよね。
でも、イギリスの医学誌に掲載された研究によると、
①ベッドに安静
②治療家による施術を受ける
③できる限り日常の生活で過ごす
の3グループの経過観察をしたところ、
③できる限り日常生活のグループが一番回復が早かったそうです。
もちろん、痛みの程度にもよりますが、
適度に体を動かしていた方が、
急性腰痛は改善してくれるわけです。

従って、常に姿勢を意識しながら、
日常生活を送ることをオススメします。
きれいな姿勢を保っていれば、
背骨の位置もあるべき場所におさまってきます。

そのために、腹筋群の意識ですね。
ちょっと緊張する感じで姿勢を作りましょう。
座る時などは、クッションを腰の後ろに置いてあげると、
自然といい姿勢になります。
(背もたれを使わないで姿勢を作る方がもちろん好ましいですけどね。)

受診をすすめるけど、簡単な自己診断基準があるといいよ。

最後に、怪我をした場合の、
”自分でできる、ものすごく簡単なチェック方法”
をお伝えします。

ポイントは”他動”です。
”自分では全く力を入れず、他人に動かしてもらう。”
これで痛かったら、骨などに何かが起こっている可能性が高いです。
逆にこれで痛くなかったら、筋肉などに何かが起こっている可能性が高いです。

もちろん、これが100%ではないです。
筋肉が固まってしまっていると、
他動でも痛く感じることもあります。
(無理にストレッチされてる感じ)

参考程度ですが、こういう基準があると
「他動でO.K.だったから、少し様子をみようかな」
とか、
「他動でNGだったから、まず、病院に行こうかな」
とか、判断しやすいですよね。

まとめ

”痛み”はやる気を削ぎ落としてくれます。
なので、やはり”痛み”がある場合は医療機関の受診をオススメします。
原因がわかれば、どこまで動いていいのかとかもわかるし、
診断があると、接骨院などで治療してもらう時も、
一番適した施術をしてくれるので、
回復が早くなると思います。

急性腰痛のときは、
まずは、受診。
そして、できる範囲で適度に動く。
これを心がけましょう。

僕も適度に動きます。。。。
できるトレーニングはします。
明日は、上半身のトレーニングだな。。。

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