フィットネス業界がしんどいのは昔から。。。
こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を
生業にしています。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって
20年以上になります。
フィットネスクラブ倒産数の
ニュースを目にしました。
Yahoo!ニュース記事
↓
統計調査を始めてから過去最高らしい。。。
健康ブームも広がった一方で、
・コロナ禍中の会員数減/売上ダメージ
・特色あるジムの乱立/競争激化
・物価高によるコストの増加
などが大きな要因とのこと。
また記事の中では、
「日本のフィットネス参加率の低さ」
にも触れています。
欧米が15〜20%に対し、
日本は、3〜4%程度。。。
でも、これ、僕がフィットネス業界に
入った頃(20年近く前ですよ。。。)
から同じ数字が挙げられています。。。
たまにブームがあったり、
感染症で打撃があったり。
多少の増減はありますが、
ある程度の長いスパンを見た時に、
参加率は何も変わっていない。
元々のフィットネス文化、
また、それに対する考え方。
現状の社会の仕組み。
目先を変えたところで、
根本を変えないと、
フィットネス参加率は
上がらないのかな。。。
と個人的には思ってます。
でも、上記はあくまでも
フィットネスジムの会員数。
なので、レクレーション的に
スポーツ活動を楽しんでいる人や、
”ジョガー”なんかは入っていません。
この辺の人を含めると、
”運動参加率”自体はもっと高いのかなと。
以前、スポーツ庁の統計調査を見たときに、
そんな印象を持ったのを
うっすらと覚えています。
また一方で、これは今回の記事でも、
統計調査でも明記せれていましたが、
”運動頻度が年に数回程度”
という人の割合が高い。。。
”定期的に継続して運動している人”
が少ないんですよね。。。
ジム利用率よりも、”運動習慣の少ない人が多い”
という点の方が問題かなと思います。
ダイエットだろうが、ボディメイクだろうが、
健康維持・増進だろうが、
運動頻度は最も大きな要因と考えます。
どんなにいいトレーニングでも、
やっていないなら、何も意味がないですからね。
記事の中では、
日本人は、自分自身のことを
トレーニング初心者と感じている人が多いので、
⚫︎「調整型」のトレーニング施設
→ヨガやピラティスなど
や
⚫︎「利便性」の高いトレーニング施設
→立地や営業時間(24時間)
を好む傾向があると。
フィットネス初心者や
ライトユーザーの顧客獲得。
また”子供向け”、”自治体(地域)向け”、
”企業向け”、”学校向け”など
サービス提供領域の拡大。
がフィットネス業界の進む道と結んでいます。
実際、これはもう取り組んでいる企業さんはあります。
わかりやすいところで、ちょこザップ。
完全にライト層をターゲットにしていますよね。
資本力もある大手さん、一気に店舗を広げています。
また、専門性が高いジムだと、
自治体の健康づくりプログラムなどに
参画している企業をいくつか知っています。
健康増進は国をはじめ、
多くの自治体が
掲げているテーマ。
(実情は産業任せなのかな。。。)
健康維持・増進に
定期的な運動実施は必須。
皆さんも、時間と労力と費用を考えて、
はじめ安いことから、
運動をしてほしい。
そして、続けてほしいな。。。
よろしければ、サポートをお願いします。情報発信するためのトレーニングセミナー開催費用や、ジュニア世代へのコオーディネーショントレーニング指導などの活動費として活用させていただきます。