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【ベストボディジャパン】初出場。そして、現実を知る。。。

こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を生業にしています。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって20年以上になります。

突然ですが、
「2022年ベストボディジャパン東北大会」
に出場してきました。

今まで絞っていたのは、
この大会のため。。。

結果だけを言えば、惨敗。。。
だったんですが、
いい経験をさせてもらいました。

簡単な大会参戦レポートとして、
また、いろいろ気づいかされたことを
この記事に書いていきます。

まずは開催地:郡山へ移動。

前日、夜までトレーニング指導。
その日、そこで宿泊して。
朝から車移動で郡山へ。
受付開始は、11:00〜。
10:00には会場にと思ったけど、
郡山市周辺で渋滞。。。。
ちょっと焦った。。。
10:30くらいに会場着。
無事に受付できました。。。
岩手からだと福島の下の方は遠いよ。。。

控え室で待機。そしてルールミィーティング

受付後、用意していただいた控室へ。
東北大会は、
・ベストボディ
・モデル
という2部門の同時開催。
ともに、
・男性/女性
・20代〜60代の世代ごと
のカテゴリー分けです。
僕は
”ベストボディ:マスタークラス(40代)”
にエントリーしていました。

今回の大会は、他の地方大会よりも、
参加人数が少ないよう。
そこまで混み合うでもなく、
普通に控え室で場所も確保。

11:30〜参加者へのルール説明。
会場の客席に。
郡山市の市民センター大ホール。
結構、大きな会場。
結構、大きな舞台。
中学校以来ですね。
こんな舞台の上に立つのは。。。。

説明中に進行の方が、
「初参加の方は?」
という質問。
半数以上が挙手。
(全体を見渡してないので、
 なんとなですが。。。)

ベストボディ・ジャパンは、
他団体のフィジーク競技ほどの
筋肉量を求められないので、
トレーニング初級・中級者でも
参加しやすい大会です。
(だから僕も初エントリーしました。。。)

当日の身体の状態は。。。

約5ヶ月くらいをかけて
ゆっくり減量してきました。

前日に体組成計に乗ると、
体重:58.2kg
BMI:20.6
体脂肪率:12%

当日の朝に周囲計を測ると
腹囲(おへその高さ):67.5cm
ウェスト:65.5cm
胸囲:88cm
ちなみに、キャリパーも持っていったので、
皮下脂肪も測ってみると
おへそ横:5mm
脇腹:4mm

って感じでした。
自分では”ボチボチかな。。。”
と思っていたんですが、
後でこの認識が甘いことに気づきます。。。

せっせとパンプアップ。

控室に戻ると、
皆さん、おもむろにパンプアップ開始。
カバンから
・チューブ
・プッシュアップバー
・アブローラー
なんかを取り出します。

僕も、チューブとプッシュアップバーは持参。
腹筋⇨胸⇨背中⇨肩
の順番でエクササイズ。
筋肉に乳酸を溜めていきます。
ただ、思いのほか”ハッてる”感じがなく。。。
(理由は、夜に知ります。。。)

タイムテーブルは張り出されているので、
時間を逆算して、皆さん、せっせと動いてました。

若い世代のカテゴリーから順番に進行していきます。
参加人数が少ないこともあり、
思ったよりも早く係の方に呼ばれます。
そのままステージ裏へ誘導。
待機中も、なんとなく体を動かします。。。

そして、ステージ上に。

僕のカテゴリーにエントリーしたのは6名だけ。
「舞台上で緊張するかな・・・」
と思っていたんですが、それはなく。
意外とリラックスして立ってました。

規定ポーズ審査:4種類。
ウォーキング審査:決められたルートを歩き、途中3箇所で1ポーズずつ。
という流れなんですが、まあ一瞬です。
手応えみたいなものは何もなく。。。。
すぐに退場。

参加者が少ないのでファイナル進出(笑)

予選のステージで審査を受け、
6〜10名がファイナルに進出します。
僕のカテゴリーは6名エントリーなので、
全員が自動的にファイナルに(笑)
嬉しいような嬉しくないようなですが、
1日に2度、ステージ上に立てるのは、
”ちょっと得した気分”にはなります(笑)

モデルの部と、女性の部と進行してくので、
ファイナルまでは2時間程度、時間が空く予定。
だったんですが、進行が巻きまくって、
1時間後にはスタートすることに。。。
ファイナル進出の人たち、
慌ててパンプアップ開始。
すぐに点呼の流れになりました。

ファイナルの舞台は、
10名⇨6名⇨4名⇨2名という感じで人数が減っていきます。
その都度、規定ポーズ:4種類で比較審査。

繰り返しますが、僕のカテゴリーは6名。
最初のコールで4名が選ばれます。
が、ここで呼ばれることなく、
僕はそのあと、舞台上に立ってるだけ。。。。
ちょっと悲しい。。。

勝ち上がる人の傾向。

ということで、惨敗だった分けですが、
コールされる人たちの傾向は、
① 絞り切れている(皮下脂肪がほんとに薄い!)
② バルク(筋肉量)がある。
③ ポージングがうまい
という、基本通りの評価ポイントを
きちんとクリアしている人です。

僕の敗因は。。。
① 腹筋部分の皮下脂肪が少し多い。
皮下脂肪の厚さ:4〜5mmくらい。
結構いい線いってると思っていたけど、
本当に甘かったですね。
絞りきる!!となると、
2〜3mmくらいになのかなと。
そうすれば、少し評価が変わったかな。。。
と思ってます。

② 背中の厚み
全体的にバルクが足りないですが、
その中でも背中が弱いなと個人的に感じました。
ここは頑張って、今後、強化していくしかないですよね。。。

③ ポージングを含めたステージ上の振る舞い
初参加なので、致し方ない部分もありますが、
経験者の方達は、ポージングが上手い。
というか、そこに照れとかなく、
堂々としてるんですよね。。。。
ポージングは練習あるのみかな。。。

④肌の色。
最後に、一番、差を感じたのが、
”皮膚の色”です。
ステージ上ではライティングが完璧なので、
肌の色が白いと、筋肉のラインというか
”陰影が飛んで”しまってボヤけて見えます。
だからボディビルダーの人たちは
全員、肌の色が黒いわけです。

他団体の大会だと、
肌へのカラーリングが許容されたりしてますが、
ベストボディ・ジャパンは一切、禁止。
そのため、事前にしっかりと
肌を焼いておかないといけない。
例年よりは、肌を焼いてみましたが、
僕の肌の色は全然でしたね。。。

何より難しかった、大会直前と当日の調整。

といろいろ気づきはありましたが、
一番難しいと感じたのは、
大会直前と当日の調整方法です。

もちろん、事前にもう少し”仕上げて”おけば、
もっと良かったのは間違いありませんが、
大会直前の調整、
・水ぬき(皮膚の水分量を抜いていく)
・カーボアップ(糖質・水分が筋肉に集まるようような調整)
が上手くできれば、もっと良かった。
それぞれの詳細は省きますが、
ここは経験則も大きいのかなと感じています。

筋肉をパンプしようと、
せっせとエクササイズをしていましたが、
実際、大会後に夕食をしっかり取った後の方が、
筋肉が張っていた。。。。
つまりは糖質量ですね。。。
糖質量を大会当日の朝に
もっとしっかりと食べておけば、
午後からの大会中に、
もう少し筋肉にハリがあったと思います。

「大会1ヶ月くらい前には仕上げて、
 週末ごとに調整を試してみる」
というのを痛感しました。

ここら辺は、いろんな人が、
動画などで情報発信しています。
参考にしてみたつもりですが、
やはり多少、個人差がある部分。
細かな調整は、実際にやってみないとわからないです。

でも、初めての体験は楽しかった。

初めてのボディ・コンテストへの参加。
結果は散々ではありましたが、
いろいろ収穫も。
・4〜5ヶ月くらいで今回くらいの減量が可能なこと。
・自分の身体を客観的に再評価できたこと。
・コンテストの雰囲気を知れたこと。
・今後の調整方法がちょっとわかったこと。
・コンテストに出るなら肌を焼いておくこと。

来年も出てみてもいいかも。。。
と思うことができたということは、
楽しかったんだろうなと思います。

ただ、地方だと、開催地の問題と、
不定休の身なので開催日時ですね。

現地までの交通費。場合によっては宿泊費。
スケジュール的に参加できるか。。。

またコンテストに参加するかどうかはさておき、
とりあえず、増量します。
ウェイトトレーニングの挙上重量も落ちているので。。。
筋肉量を増やす意味でも増量。
ご飯をいっぱい食べます。。。。

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