コロナ感染に対して寛容になるということ

 新型コロナウイルスが発生してから、何故かPCRが当たり前のように利用され、PCR陽性者が無症状感染者のレッテルを貼られ、社会生活の制限対象となりました。また、濃厚接触者にPCRをさせて、無症状感染者を無理やり探す風潮となってしまいました。そしてウイルスに感染してはダメなのだという不適切なゼロリスク志向が自分たちの首を締めるようになったのが今の社会です。大人たちが過剰に怖がるために、子どもたちまでマスクを実質強要され、行事などが中止され、不当な抑圧に苦しめられています。

 PCRは診断のために使ってはならないとPCR発明者が警告を発していたのを知っていますか?なぜなら、PCRは「遺伝子の欠片」さえも天文学的倍率で増幅して「欠片があった」「欠片はなかった」と判定しており、増幅サイクルを増やしすぎると全く健康な人間でもPCR陽性と判定されるのです。つまりPCRをやると、全くの健康人が患者扱いされることがかなりの確率で発生するということです。そんなやり方おかしくないですか?(実際の偽陽性率はPCRのCt値によって左右されます。少なくとも日本国内で推奨されているCt値は30以上となっており、不適切に増幅しすぎです。)

 全くの健康人がPCR陽性だから社会生活の制限を受ける、全くの健康人が濃厚接触者の可能性があるから社会生活の制限を受ける。おかしくないですか?コロナウイルスはそこまで恐れなければいけないウイルスですか?子供たちのかけがえのない時間を奪っている今のシステム、やりすぎではないですか?社会全体として、大人が怖がりすぎるから、学校現場も過剰対策になってしまい、しわ寄せが子供にふりかかっているのではないですか?学校でいろいろな行事が中止される一方で、テレビを見るとスポーツや音楽のイベントが行われていることに疑問を感じませんか?

 子どもたちがのびのびと生活できる正常な社会を取り戻すための打開策はあります。それは大人も、子供も、感染に寛容になることです。寛容になるとは「感染を止めなくてもよいのだ」「感染することは悪いことではないのだ」「無症状なら普通に生活すればよいのだ」という心を取り戻すことです。そうすれば、マスクの呪縛からも解放されやすくなることでしょう。

 思い出してください。数年前までインフルエンザウイルスは、一年間に何百万人という人を感染させていたにも関わらず、社会は正常に動いていました。それは「感染はしょうがない」という認識が当たりまえで、PCRもしなかったからです。新型コロナウイルスではPCRするようになったから社会がおかしくなったのです。

 どうか大人は、怖がりごっこに付き合わない勇気を持って、PCRを拒否し、濃厚接触者を探す行為をやめてください。マスクをしているから濃厚接触者でないなどと誤った調査行為をすることもやめてください。「マスクの有無に関わらず元気なら全く問題なし!」ただそれだけでよいのです。日々の健康チェックをさせるという人権侵害のようなこともやめましょう。大人が勇気をもって、まずは私達の大事な子供たちを抑圧から解放してあげましょう。

 とくに教育現場が変わることは、社会全体を正常な方向に戻す強力なきっかけになる可能性があります。国の指示を待っていては遅すぎるのです。子供たちの青春はあっという間に過ぎ去るのですから。子供たちにとっての今は、二度とやってきません。今この瞬間、変わる必要があるのです。

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