居場所を求めている/諦念

居場所を求めている

自分はどこに属すべき人間なんだろうと考えることがある。

ストレス耐性が弱い。
だから、クズの集団に引き寄せられてしまう。

そこには努力という概念が存在しないから、大きな喜びを感じることは出来ない。
でも逆に、何をしなくても安心できる。なんの資格が無くても、その場に存在できる。

何事も深く考えるのが性分で、じっくり考えるのが好きな性格と思っていた。でも実は何も考えたくないのかもしれない。
余計なことを考えないために、何かを考え続けているのかもしれない。
死にたいと思う暇がないように、別の何かを考えさせるよう脳みそが指示しているのかもしれない。

諦念

諦念は弱さか?
いや、経験の証明だ。強さの証明だ。
何かに諦めているような、どこか影のある目をしている人が好きだ。
99%の努力は実らないことを自覚して、期待せず生きている人が好きだ。
諦念は、なにかに挑戦して努力したが、成し遂げられなかった時に生まれる感情だ。

そういう経験は、絶対的にいい経験だ。
人間性を確実に強く、深くするはずだ。

行動する時のハードルを下げていたい。
期待せず、諦念をもって、物悲しげな表情でもいいから、なんとか生き続けていたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?