ロックの衝動
サティスファクション ローリングストーンズ
マイジェネレーション ザ・フー
ライヴインジャパン ディープパープル
Ⅳ レッドツェッペリン
勝手にしやがれ セックスピストルズ
FREE SPIRIT ジョニー、ルイス&チャー
これらのアルバム及び楽曲はギターを始めた17歳の時に、「エレキギターを始めたからこそ、出会った」と言っても過言ではないのですが、
当時はネットなんか無かったので、例えばビートルズは狂って聴いていたから、情報や、歴史は様々な紙媒体で得てました。
そうなると当然ローリングストーンズは登場してくるので存在は知るようになる、更に突き詰めていくと、
サティスファクションのイントロがロックの歴史を変えた!という文言もあり、同じバンドのSくんと、ストーンズのサティスファクションって凄いみたいだぜ!と言い合って(笑)
アルバム聴こう!なんて流れに。
ギターの練習は有名曲のコピーから取り掛かるものですが、YOUNG GUITARやギター・マガジン等では良く、
ロックの名イントロ。名リフ。名ギターソロ。などがタブ譜と共に紹介されてました。
それは、ツェッペリンのロックンロールだったり、天国への階段だったり、ディープパープルのスモークオンザウォーターだったり。
当然リアルタイムで知ってるわけではないので、曲を知らない(笑)
紙媒体から入って来る量の情報凄くても、なんと言ってもヒアリングが追いつかない(笑)
今ならスマホで即時聴けるわけだが、当時はそうはいかない。
なので、満を持してレコード屋に行ったり、ラジオのエアチェックをしたりして、曲を聴き進めた。
1971年生まれなので、ピストルズが中心となったロンドンパンクもリアルタイムで知ることもなかったし、Charもヒット曲を出しテレビに出まくっていた頃は幼すぎて記憶にない。
フーもツェッペリンも知った頃には解散後。
しかし、
歴史的な名盤。
ロックの潮流を変えた。
このアルバム(曲)が俺の人生を変えた。
等、そんなワクワクするような情報だけを取り入れてた17、8歳の僕は、そのアルバムや曲を、買ったり、レンタルしたり、ダビングしてもらったり、ラジオ放送だったり形態は様々であっても、やはり聴く瞬間はドキドキしたものでした、
が、
結果的に言うと、↑に挙げた物は、有名中の有名、王道中の王道なはずなのに、あの頃の僕にはそんなにピンと来ないわけ(笑)
ライヴインジャパンはハイウェイスターの疾走感はわかるが、長々やってるインプロヴィゼーションにはさすがに睡魔が襲ったし、ツェッペリンもそんなにピンと来るわけでもなく、サティスファクション、マイジェネレーションに至っては、これが?だったし、ピストルズはめっちゃポップやん、だったし、ジョニー、ルイス&チャーもピンと来たわけでもなかった。
その後、時を経て感じ方の変化したものもあるけれどもね。
つか、当たり前なのだ。
ツェッペリンやパープルをリアルタイムで知ってる人はその時代の空気感丸々セットになってるからこそ、衝撃を受けるわけだし。その他もしかりで。
ただ、僕もフーやジミヘンは映像で観た時、さすがに衝撃は受けた。
動きがあるとそうなる。
なので、そんなものを当時生で見た人の狂乱は素直に理解に及ぶ。
それまで無かったものだったろうしね。
そんなわけで、僕ももれなく、ガンズのアペタイトや、ニルヴァーナのネヴァーマインド、ローゼスのファースト、ベックのファースト、オアシスのリヴフォエバー等、リアルタイムの衝撃を得る毎になるわけだな。
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