BLEACH学1B
剣を握らなけらば おまえを守れない
剣を握ったままでは おまえを抱き締められない
こんにちは、ダです。
BLEACHと同い年の01lineです。
本講座を取ってくださりありがとうございます。
前回に引き続きBLEACHの入門編を授業していきたいと思います、よろしくお願いします。
(前回の1Aを履修していないという方は、先にそちらの受講をしてきていただけると幸いです。)
前回 → https://t.co/ysjoGY3sLr
はじめに
さて、前回は「BLEACHとはなんなのか」と「BLEACHのあらすじ」について説明してきましたが、
正直、あまり味気がなかったと思います。
なぜなら、前回のはあくまでも無駄を全て省いた基礎中の基礎だからです。
家庭科の授業で例えるなら、
「いちょう切りの切り方とか小さじと大さじの違い」
を学んでいるあの時間です。
絶対調理実習の方が楽しいじゃないですか。
でもすみません、今回は
「栄養バランスについて学ぼう」
くらいの内容です。
ですが、絶対に最終的にみんなに調理実習を楽しんで貰えるようにします。
その自信があります。
「あまり強い言葉を遣うな 弱く見えるぞ」
なんて言葉もあるので、謙虚に頑張ります。
今日扱う内容は、
「知っておきたいBLEACH用語」
「主要キャラ」
「BLEACHの面白さの根源」
です。
知っておきたいBLEACH用語
前回のnoteを読んでくれた皆さん、思ったことがあると思います。
「難しい言葉多すぎない…?」
いや、本当にそうなんですよ。こればっかりは避けれないんです。
ただ、後にも述べますが、ここがBLEACHの魅力なんです。
なので、少しでも読むときにすんなり入れるようにいくつか言葉を仕込んでおきたいと思います。
⓪死神・霊圧・魂魄
死神
一般的な死神の考え方とは異なり、BLEACHにおける死神は、悪霊を祓う用心棒のような存在。
人間の姿をしており、黒い袴を着ていて、のちに説明する斬魄刀を帯刀している。
そのため、世間的な黒いローブを着て釜を持ったガイコツのような死神ではなく、
和風の装いをした、どちらかというと正義側の存在である。
霊圧
わかりやすく言うと、その人の持つパワー。
霊圧を感じる→強い敵
霊圧が消えた→撃破された
といった感じです。
魂魄(こんぱく)
魂のこと。
①斬魄刀(ざんぱくとう)
斬魄刀は死神が持っている剣の名前。
持つ人の霊圧によって大きさ等が変化する。
鬼滅の刃でいうところの、日輪刀。
②始解・卍解
始解
斬魄刀に、死神それぞれの力を解放し、特有の能力を持たせた状態。
形状が変わるものもある。
一定の実力がないと始解はできない。
また、それぞれに名前が付けられている。
例)
黒崎一護/斬月
阿散井恋次/蛇尾丸
能力を解放するときのセリフが決まっており、それもまたカッコいい。(解号という)
例)
朽木ルキア「舞え、袖白雪」
日番谷冬獅郎「霜天に坐せ、氷輪丸」
※ちなみに以前佐久間宣行ANN0で話題になった、平子さんの斬魄刀は、
「ぶっ飛ばせ!肩パン丸!!」
と言って能力を発動させます。
卍解(ばんかい)
ワードだけなら聴いたことがある人もいるのではないでしょうか。
卍解は先程説明した始解の更に上で、後で紹介する護廷十三隊の隊長クラスにならないと使えません。
戦闘力は5〜10倍になると言われており、卍解を使えるものと使えないものでは大きな差があります。
後は、名前が長くなります。
例えるなら、呪術廻戦の領域展開のようなものです。
例)
朽木白哉/千本桜→千本桜景厳
斑目一角/鬼灯丸→龍紋鬼灯丸
※アルピー平子さんの斬魄刀は、卍解すると肩パン丸から龍紋肩パン丸になります。
③ 尸魂界(ソウルソサエティ)
BLEACHにおける死後の世界。
死後の魂は基本的には尸魂界へと向かう。
街並みがしっかりとあり、そこでまた社会が存在する。
尸魂界で産まれる者もいるため、現実で我々が存在する「天国」への認識とは少し違う。
この辺はあまり深く考えない方が良い。
もう「死神の世界」で覚えてくれればOKです。
④虚(ホロウ)
死者の魂が悪霊となり実体化したもの。
黒い体には穴が空いており、白い仮面をつけている。(エヴァの使徒のような見た目)
例えるなら、
・鬼滅の刃の雑魚鬼
・呪術廻戦の雑魚呪霊
・ONE PIECEの海軍大佐
くらいの強さ。
※虚の中でも、上位的存在の個体は破面(アランカル)と呼ばれ、人間の形をしている。更にその破面の中でも強い者は十刃(エスパーダ)と呼ばれる。
(この2つについては今回は割愛)
⑤護廷十三隊
尸魂界や現世の世界を守る組織。
名前の通り、全部で13の部隊がある。
隊長、副隊長、第三席、第四席、第五席…
という風に各隊に階級が存在する。
中でも、隊長、副隊長の強さは別格と言われている。
また、各隊によって役割が分かれていたり、隊長によってそれぞれの隊に個性がある。
例)
二番隊→隠密・暗殺部隊
四番隊→救護・補給専門
十一番隊→戦闘専門部隊
これくらいが最低限の用語です。
他にも覚えないといけない用語は山ほどあるのですが、まぁこの辺を抑えておけば十分です。
中でも、「卍解」「護廷十三隊」は僕の中ではBLEACHの醍醐味の一つだと思っています。
主要キャラ紹介
BLEACHは敵味方関係なく、本当に魅力的なキャラに溢れています。
一定以上登場しているキャラは、必ず見せ場があるため、色んなキャラを好きになる人が多いのかもしれません。
それでは、本当に厳選してキャラを紹介していきたいと思います。
①黒崎一護
15歳
髪の色/オレンジ
瞳の色/ブラウン
職業/高校生
本作の主人公。霊が視えたり触れたりできる霊能力者であり、ルキアから力を授かって死神代行となる。
見た目は不良だが、正義感が強く真面目な部分もある。しかし脳筋。
斬魄刀は「斬月」。
髪がオレンジの虎杖悠仁だと思ってもらって構わない。
②朽木ルキア
護廷十三隊・十三番隊に所属する死神。
斬魄刀は「袖白雪」。
本作のヒロインその1。
見た目は、小柄で黒髪セミロング。
少し気は強いが、仲間想い。
一護に死神の力を与えた張本人。
家庭環境が少し複雑。
③井上織姫/石田雨竜/茶渡康虎
一護のクラスメイト。作品の中でも数少ない人間のキャラだが、物語の序盤から最終盤まで深く関わります。織姫はおっぱいが大きいです。
井上織姫
通称織姫。
本作のヒロインその2。
一護のクラスメイトで、花の形の髪飾りをつけている。ただの人間だが、一護たちと過ごしている中で自身も能力を覚醒させる。
また、一護に好意を抱いている。
「それで5回とも…同じ人を好きになる」
は作中きっての名言。後おっぱいが大きい。
おっぱいが大きい。
石田雨竜
一護のクラスメイト。
滅却師(クインシー)という眷族の生き残りで、弓を武器に戦う。一護とは共に戦いつつも、ライバル心を寄せている。
茶渡康虎
通称チャド。
一護のクラスメイトであり親友。
とにかく体が頑丈。しかし性格は無口で優しい。織姫同様、一護と過ごす中で能力を発現する。
「チャドの霊圧が消えた…?」
④朽木白夜/阿散井恋次
物語に深く関わる死神2人。
朽木白夜
死神。護廷十三隊・六番隊隊長。
ルキアの義理の兄。
斬魄刀の名前は「千本桜」。
冷静沈着で厳格。
尸魂界編では、罪人のルキアを捕まえるために恋次と共に現世へと現れる。
阿散井恋次(あばらいれんじ)
死神。護廷十三隊・六番隊副隊長。
斬魄刀の名前は「蛇尾丸(ざびまる)」。
赤いロン毛に全身刺青を入れており、アニキ肌な性格。
副隊長ながらにして卍解を体得している実力者。
ルキアとは幼馴染の関係。
尸魂界編では、罪人のルキアを捕まえるために白夜と共に現世へと現れる。
⑤更木剣八/日番谷冬獅郎
濃いキャラが集まる護廷十三隊隊長の中でも、特に魅力的な2人を扱おうと思います。
更木剣八
死神。護廷十三隊・十一番隊隊長。
戦闘狂。眼帯を身につけており、見た目も口調も荒々しい。
斬魄刀は少し特殊で、卍解はおろか始解すら会得していない、隊長としては唯一無二な存在。
強い者と戦うことに魂を燃やす。
日番谷冬獅郎(ひつがやとうしろう)
死神・護廷十三隊・十番隊隊長。
史上最年少で隊長に就任した神童。
斬魄刀の名前は「氷輪丸」。
「氷雪系最強」「天才」と呼ばれることもあり現時点でも強いが、成長すれば最強クラスとも言われている。
黒崎一護を追い抜かし、人気投票1位に上り詰めた男である。
⑥ウルキオラ・シファー/グリムジョー・ジャガージャック
破面(アランカル)の二人。一護の敵。
破面編から登場。
ウルキオラ・シファー
一護が最初に出会う破面。常に冷静で、一護とは凌ぎを削る。
グリムジョー・ジャガージャック
破面。
水色の髪をしており、顎を象った仮面をしている。
好戦的な性格で、一護を好敵手として認めている。
他にも沢山登場しますが、今覚えても情報がグチャグチャになるだけだから、
色んなキャラがいて、カッコよくて面白そうだな。くらいのスタンスでいればいいと思います。
BLEACHの魅力
そんなキャラも設定も魅力的なBLEACHですが、
ではどんな所に魅力があるのでしょう。
それは「オサレ」です。
「は?何言ってんだコイツ。」
って思ったそこのあなた。正解です。
まず、オサレとはそのままお洒落という意味で、BLEACHにおける様々な構成要素を指します。
また、作者の久保先生は「オサレ界のカリスマ」とされています。
では具体的に何がオサレなのか。
①ワードセンス
先程にもあったキャラクターや斬魄刀の名前。
声に出したくなりませんか?
「グリムジョー・ジャガージャック」
「千本桜景厳」
他にも、思わず声に出したくなるような、何度も見たくなるようなネーミングセンスが特徴的です。
そして、BLEACHというタイトルの語源。
それは、死神を連想する黒に対比させブリーチ(漂白する)というワードをタイトルにすることで、より黒を引き立てるという意味が込められています。
漫画がモノクロなのもありますが、先生自身この白と黒の対比をかなり意識しており、昨年末から開催されたBLEACH展では、白と黒だけで表現された展示会となっていました。
どうですか?オサレすぎませんか?
②セリフ
これらの魅力的やキャラクターを存分に活かすセリフ。この点においてもBLEACHは天才的であると言えます。
「憧れは理解から最も遠い感情だよ」
「私は完璧を嫌悪する」
哲学的でもありながら、そのキャラのらしさが詰まった名言が多く、ここから好きなキャラが決まる人もいるのではないでしょうか。
ちなみにこの2つのセリフを言うキャラはそれぞれ、名言製造機なので実際に読んで探してくださいね。
③ワードセンス
上二つと似ているのですが、若干使い分けたかった節があります。
BLEACHにおけるワードの特徴としては、
「難しい感じが並んでいてカッコいい」
というシンプルでダサすぎる感想が挙げられます。
例えば、
「波悉く我が盾となれ
雷悉く我が刃となれ
双魚理」
「滲み出す混濁の紋章、不遜なる狂気の器、湧き上がり・否定し・痺れ・瞬き・眠りを妨げる
爬行する鉄の王女 絶えず自壊する泥の人形
結合せよ 反発せよ 地に満ち己の無力を知れ 破道の九十・黒棺 」
このセンスイカれてるでしょ?
こういうのを総じて我々は「オサレ」と呼ぶんです。
ただし、オサレすぎて、Twitterのネタになることもしばしば。
④絵
先程、白と黒の世界観について描きましたが、作中の絵でもやはり白と黒のコントラストが際立ちます。
漫画内が常に白黒であることを活かして配色が練られているように感じます。筆のようなタッチも多いです。
また構図が天才的で、見開き2ページを使ったコマは基本的にえぐいです。
⑤ポエム
BLEACHの単行本には必ずポエムが付いています。前講義、本講義もそのポエムから始まっています。(第49巻、第5巻より)
ポエムには毎回テーマになったキャラが存在しており、そのキャラの想いや人柄が詰まったポエムになっています。
これも漫画でしか楽しめない要素になっています。
本編ではなく、こういった形でそのキャラの本質を見ることができるのは中々ないと思います。
ちなみに、僕はこのポエムが好きすぎてダレハナの3:35で採用されたことがあります。
れなちさんが読むBLEACHのポエムも最高でした。
人気なものを紹介すると、
第4巻
ぼくたちは ひかれあう
水滴のように 惑星のように
ぼくたちは 反発しあう
磁石のように 肌の色のように
第45巻
伏して生きるな、
立ちて死すべし
第47巻
君が明日 蛇となり
人を喰らい 始めるとして
人を喰らった その口で
僕を愛すと 咆えたとして
僕は果して 今日と同じに
君を愛すと 言えるだろうか
既にカッコいいし、意味自体は伝わると思うのですが、このポエムが誰のどう言う気持ちを指すのかを含めて意味があるので、
それは是非単行本で確認してほしいです。
このようにBLEACHにはオサレポイントが沢山あり、我々を厨二病へ引き戻してくれます。
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回はBLEACHの用語、キャラ。
そして何故BLEACHはこんなにも魅力的なのかを解説していました。
いよいよ読みたくなってきたのではないでしょうか???
是非、漫画読む手段(友人、漫喫、ジャンプラなど)があれば読んでいただきたいと思います。
また、アニメであれば各種サブスクで観れると思いますので、そちらでもどうぞ。
(僕としてはやはり漫画で読んでもらいたい…)
それでは、卍解をできるようになった皆さんと10月からのアニメを楽しめることを待っています。
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