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3月3日 Knowledge External to the Enterprise 外部の変化を知れ

おはようございます。

今日も #ドラッカー #365の金言  から1日をスタートさせていきましょう。

本日は、ひな祭り。女性のお祭り日です。

#3月3日  のテーマは

#Knowledge_External_to_the_Enterprise  

#外部の変化を知れ

#産業を一変させた変化の多くは 
他の産業から生まれた。

 産業を一変させた変化の多くは他の産業から生まれている。ここの三つの有名な例がある。
 ファスナーは、もともと海上輸送用の穀物袋向けに開発され、それを衣料用に使うことなど考えもしなかった。衣料産業では、ファスナーがボタンの代わりになるとは思わなかった。開発者も衣料産業で成功するとは思わなかった。
 コマーシャル・ペーパーは、銀行から生まれたものではなかった。ノンバンクから生まれ、銀行に打撃を与えた。アメリカの法律では、コマーシャル・ペーパーは証券であって、銀行は扱えなかった。それをゴールドマン・サックス、メリル・リンチ、GEキャピタル等が使い、銀行の地位を脅かすにいたった。
 電話産業を一新させたファイバー・ケーブルも、アメリカ、ドイツ、日本の大手電話会社ではなく、ガラス会社のコーニングが開発したものだった。(『明日を支配するもの』eラーニング教材『データから情報へ』)

ACTION POINT 


#あなたの組織を一変させた変化 、 

#あるいは一変させる可能性のある変化のうち 、


#あなたの産業の外部で生まれたものを1つあげてください 。


#あなたの産業で使えそうな変化を他の産業で探してください

 本日の提言も昨日同様、「明日を支配するもの」(1999年発刊)の第1章マネジメントの常識が変わる>第四の間違い〜技術と市場とニーズはセットである(25〜31ページ)と思われます。

今日では、自らの産業や企業に最も大きな影響をもたらす技術は、自分達の世界の外のものであると考えなければならなくなっている。(同書、27ページ)

ビール容器はガラス瓶に決まっていたし、鉄道のレールは鉄に決まっていた。送電線は銅線に決まっていた。食事は自分で料理するか、レストランへ行くか、しか選択肢はなかった。

しかし、ビールの容器は缶に、鉄道は自動車道路に、送電線はグラスファイバーに、食事は「中食」「インスタント」「テイクアウト」など多様になっている。

ニーズを充足させるための手段はなんでもありである(同書、30ページ)

だからこそ

マネジメントは、技術とその用途を基盤とすることはできなくなったということである。それらのものは制約条件に過ぎない。マネジメントが基盤とすべきは、顧客にとっての価値であり、支出配分についての顧客の意思決定である。経営戦略は、ここから出発しなければならない。(同書、33ページ)

今日を変えていこう。愛を込めて。


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