11月25日 Building Blocks of Organization 組織の構造単位
おはようございます。今日は #11月25日
#ドラッカー #365の金言 から人生を深めていきましょう。
本日のテーマは #Building_Blocks_of_Organization
#組織の構造単位 です。
#組織内の活動は組織全体への貢献によってすべて位置づけなければならない 。
組織内の活動をどのように位置づけるか。すべて貢献によって位置づけなければならない。
組織内の活動は、その貢献の種類によって四つに分類できる。(『マネジメント-課題・責任・実践』1974年版 下巻 42 組織の建築用ブロック 貢献分析 258~259ページ)
ACTION POINT
#成果活動を目立つように位置づけてください 。
#支援活動は成果活動の下に位置づけてください 。
#ドラッカー #365の金言 、今日から本文引用はできるだけ最小限となりますのでご了解ください。
さて、ドラッカー教授によれば、組織構造は、自然発生的にできるのではないし、最初に手をつけるものでもない。組織の建築用ブロックは、戦略によって決められる。そして、単に仕事の種類で分類するのではなく、企業活動を貢献の種類に分けて、組織単位を決めるべき、という。その結果、貢献によって組織単位を決めると次の4つになるという。
1、成果を生む活動:企業全体の業績や成果と直接ないし間接に何練づけることのできる測定可能な成果を生む活動をする組織。収入を生む業務を担当する組織。
2、サポート活動:それだけでは成果を産まず、企業内の他の組織単位によって活用されて初めて成果を上げる活動する組織。例えば、製造部。従業員訓練を担う人事部。自らは「製品」を産まず、他の活動にとってインプットとなる総務部。助言するサービススタッフ部門。
3、衛生・家事活動:企業の成果と、直接的にも間接的にも関連性を持っていない活動。本当に付随的な活動をする組織。医務部や掃除スタッフ、社食部。年金・退職基金の管理部門。工場立地から政府・行政との折衝記録保存管理など法務・渉外部門。また社員の福利厚生、やる気増進を担当する人事教育部門。
4、トップ・マネジメント活動:効果的な取締役会。専門的な取締役が長期的視点から業界・企業の行く末を見据え、戦略を構築する業務を担う。加えて、「株主・役職者・従業員」という社内とのコミュニティのみならず「公共・地域社会関係」、今で言う「すべてのステークスホルダー」とのコミュニケーション、PR活動がますます大切になっている。
1970年代半ばに、トップ・マネジメント層は、業務執行の会議体とは別に、あらゆるステークスホルダーとの関係良好化を図るために、「公共・地域社会関係者」の方々との「会議体」を設けて、コミュニティ活動に積極的に取り組むべき、という提言をドラッカー教授が行なっていることの先見性に驚かされる。
私どもも企業広報・PR活動を担っていることが多い。
多くのPR企業は、これまでのマスコミを通じた社名告知、新製品・新サービスの紹介にとどまっている。
私どもでは、ちょうど、行政・地域社会(町内会)、NPO、病院、公共施設とのコミュニケーション領域にまで活動範囲を広げて、企業の存在と意義をお伝えする部分にまで領域を広げているところです。
グローバル企業との競争が激しさを増す、と言われる一方で、しっかりと地域社会に根ざした企業活動は、大崩れを防いでくれることがこの感染症時代に新たに分かったことでもあります。
今日もやっていきましょう!
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