見出し画像

7月28日 コスト予防 Cost Control in a Stable Business

おはようございます。

#ドラッカー #365の金言 #7月28日 #コスト予防

#Cost_Control_in_a_Stable_Business

#1オンスのコスト予防は1ポンドのコスト削減に値する

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

https://amzn.to/3sucDVe

“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“

と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。

今日のACTION POINT

#コスト増は収入増の率以下に抑えてください
#コスト減は収入減の率以上にしてください

コスト削減、絞ったタオルをまた絞る、と聞くと、反射的に三河武士、トヨタ経営を思い出します笑。コスト意識が強いことが安定した同社のビジネスの基礎となっていることは間違いありません。30年、50年といった長期スパンでものごとを眺めれば、その規律ある経営がこのパンデミック期において、いかに強いものであるか、大切か、身に染みて感じる日々であります。

コスト削減策のデメリット面は、新しい機会への投資が減ぜられるため、画期的なアイデアが生まれる機会や創造性が失われ、保守的で官僚的な組織風土を生み、停滞期あるいは衰退期が長引くため、最終的には体制解体を招くことです。

東京五輪が始まりましたね。

野球ファンの方々にとって、王・長嶋・松井というかつてのスーパースターが聖火を携え、特に、脳梗塞により半身不随の中、会場を歩いたミスタープロ野球、長嶋氏の姿に、涙を流した高齢者の方々も少なくなかったようです。

つい先日まで、東京五輪に1.6兆円もコストかけるなんて問題だ!国立競技場の建て替えなんて無駄だぁあ!と緊縮財政を求めている有権者たちでしたが、パンデミックで一転。一人10万円=13兆円ものばらまきはまだ足らぬ。もっとじゃんじゃん金配れ!と積極財政を求めています。

組織の運営と個人の欲得が絡むと、人は冷静さを失い、規律性を失う好例です。

しかし、これからさらに大きな財政出動が待っています。

30年内に80%の確率で発生する、と言われている東京直下型地震です。

この地震に見舞われると、その復興には1400兆円もの巨費がかかるそうです。高いの安いの、金食いだ、などといっている今回の五輪の1.6兆円の1000倍です。屁みたいなもんです。

こういったスケール感での話も大事ですし、目の前の一円、十円の話も大事ですね。今日もやっていきましょう。

あなたが好きな話題がこちらにあるかも↓



サポートもお願いします。取材費やテストマーケなどに活用させていただき、より良い内容にしていきます。ご協力感謝!