貢献、責任って人から言われると・・・なんかね〜 9月5日 Focus on Contribution 貢献第一主義

おはようございます。
このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

今日もテキストは、 #経営者の条件  3 期待されている事柄を知れ 1966年版だと 102〜103ページより。つまりは、昨日の続きなんですが、「貢献」という言葉がもつイメージが、かつてとは異なっているように思います。

https://note.com/dialogjapan/n/n70bd8499bc06

#9月5日  
#Focus_on_Contribution
#貢献第一主義

 もちろん、ここでドラッカーは努力に焦点を合わせることと比較して、成果に焦点を合わせよ、結果(成果)に合わせよ。それが自分の責任ではないか、と問うているんですよ。

 自分も経営者の端くれなんで、「貢献」を求めたくなるし、クライアントへのコンサル仕事においては、自社が貢献しなけりゃ契約終わるわけで、その意味もわかっているつもり。

 だけど、「貢献」という言葉には自分は結構ドン引きです。今の時代、「貢献せよ」って言われたら、ウザいですね。他人から「貢献せよ」と強要されることほど腹だたしいことはありませんよね。あなたはどうですか?

一歩間違うと、ハラスメントでしょう。

どう行動したら効果的なのか、それが貢献につながるか、は、あくまで、自分が考えることで、他人から言われることじゃないと思うんですよね。

「貢献」、「責任」という言葉が、「他責」に容易に転嫁しやすいモンで、しかもヤられたことがあるもんだから、余計に違和感を感じるのかも知れません。

とはいえ、現在は、不幸なことに?貢献のない人を雇うほど、どの組織も余裕がない時代です。従って、「貢献してますよ!」ってPRし続けないといけないのも事実なわけで。

 じわじわ30年以上、賃金下げられ、可処分所得が失われていき、さらに、AI、ロボット、外国人に労働市場は侵食され続け。もう政治家になってやろう、って思う人の気持ちもわからないわけじゃない。

店でもやろう、と商店街に出店しても、大型ショッピングモールとAmazonにお客は取られて、人すら歩いてないゴースト商店街だし、来てくれても「疫病対策してない」なんて叱られたり。。。

とかくこの世は生き辛い。

前なら「露天でもやってくか」「親方に頼んで力仕事でもするか」でいけたのに、今は食っていくためには、生きていくには、失敗が許されない。職があってもなくても、ドブ板一枚の上を恐る恐る歩いていかなきゃならない。失敗したら、真っ逆さまに落っこちる。。。ほんと、大変な時代になってることを感じます。

 また、責任感を感じることで言えば、日本人ほど己の責任を感じ、己のことよりも組織を優先する民族であることは間違いないと感じています。もう忘れている人は多いんだろうけれど、「今を楽しもうぜ」というラテン系?な考え方はバブルを過ごした時代まで否定されてきました。

 組織のために、国のために、世界平和のために、とビジョンを掲げて一丸となって経営する、というのが長年、日本人の経営のやり方で、それが良かった時代を明治以来1970年代まで100年間やってきたんだから。

 バブル崩壊後、かつてのビジョン型のトップダウンなやり方でうまくいかなくなって、もがいているうちに、周辺諸国からミサイルが飛んできたり、領海侵犯されたり、ってことで、きな臭い時代になってて、指導者が殺され、陰謀論が横行し、右往左往となってるんじゃないでしょうか。あなたはどう感じてます?

#成果をあげる人は貢献に焦点を合わせる


 圧倒的に多くの人たちが、下に向けて焦点を合わせる。成果ではなく努力に焦点を合わせる。組織や上司がやるべきことや、自らがもつべき権限を気にする。その結果、成果をあげられないでいる。
 これに対し、成果をあげる人は貢献に焦点を合わせる。外の目標に目を向ける。組織の成果にいかなる貢献を行なうかを考える。責任を重視する。
 仕事の内容、水準、意味において、上司、同僚、部下との関係において、会議や報告書などの道具の使い方において、成果は貢献に焦点を合わせることによって決まる。貢献に焦点を合わせることによって、専門の分野、技能、部門に対してではなく、全体の成果に注意を向けるようになる。成果が存在する唯一の場所である外の世界に注意を向けるようになる。

(『経営者の条件』、『明日を支配するもの』)


ACTION POINT

#貢献に焦点を合わせることによって
#常に全体の成果を考えてください

サポートもお願いします。取材費やテストマーケなどに活用させていただき、より良い内容にしていきます。ご協力感謝!