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4月25日 スローン流社会的責任論

おはようございます

昨日の続きです。

#ドラッカー #365の金言 #4月25日 #スローン流社会的責任論    #責任なき権限に正統性はなく権限なき責任にも正当性はない

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

https://amzn.to/3sucDVe

“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“


と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。


今日のテーマ:スローン流社会的責任論

今日のアクションポイント: 

#あなたの責任は権限に一致していますか


#一致していないのであれば一致させるための提案をしてください

権限と責任は合わせ鏡、というお話です。

権限(authority)がないなら、責任 (responsibility)は負えないのが原則です。

“You are a senior executive in a big company and you know the first rule: authority and responsibility must be congruent and commensurate to each other. If you don’t want authority and shouldn’t have it, don’t talk about responsibility. And if you don’t want responsibility and shouldn’t have it, don’t talk about authority.”(「あなたは大企業の幹部であり、『権限と責任は一致していなければならない』という第1のルールを知っています。権限が欲しくない、持つべきではないと思うなら、責任について語ってはいけない。そして、責任を負いたくないし、責任を持つべきでないと考えているのなら、権限について語るな」。)

最近の企業には、権限は委譲しないで、責任だけを部下や派遣社員に負わせるところがあるとか。それはブラック企業です。

コンサルの際にいつも混乱するのが、この「権限と責任」の問題です。権限委譲せず責任だけを部下や外部の企業とかコンサルに押し付け、自分は安全地帯から戦況を眺めるのですから。

残念ながら、そんな評論家みたいな無責任な奴と、一緒に仕事やれるかよ!

って感じです。

元大企業幹部だった、という人に多い気がします。

任せた、と言っておいて、責任だけ負わせるのです。それが実に巧妙なやり方で責任転嫁を図り、他人のせいにして、ギャラを払わない。払った金額を戻せ、というバカ。

権限ない人と仕事をしない、と私がいうのはそういうことです。

そうか。自分は自分なりに、スローンCEO流で生きてきたんだな、それは間違ってなかったんだな、って思った朝でした。

オープンダイアローグ的コンサルが好評です。


今日もやっていきましょう。


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