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11月26日 Fundamentals of Communications コミュニケーションの基本

おはようございます。今日も #ドラッカー #365の金言  から人生と経営を深めていきましょう。 本日 #11月26日  のテーマは、 #Fundamentals_of_Communications #コミュニケーションの基本  です。

#コミュニケーションの向上は送り手ではなく受け手によってもたらせる

 コミュニケーションを成立させるものは受け手である。聞く者がいなければコミュニケーションは成立しない。無意味な音波しかない。コミュニケーションについては、四つのことがいえる。
 第一に、人は知覚できるものしか知覚しない。コミュニケーションは受け手の言葉を使わなければ成立しない。受け手の経験にもとづいた言葉を使わなければならない。
 第二に、人は期待しているものだけを知覚する。期待しているものを見、期待しているものを聞く。期待していないものは受けつけない。
 第三に、コミュニケーションを受け手に何かを要求する。受け手が何かになること、何かをすること、何かを信じることを要求する。それは常に、受け手の気持ちに訴える。したがってコミュニケーションは、それが受け手の価値観、欲求、目的に合致しないとき、まったく受けつけられないか抵抗される。
 第四に、情報は論理の対象である。形式であって意味はない。記号である。受け手が意味を知らなければ、情報は使われるどころか受け取られることもない。情報が受け取られるには、送り手と受け手の間に、あらかじめ何らかの了解、すなわちコミュニケーションが存在しなければならない。(『マネジメント-課題・責任・実践』1974年版 下巻 38 管理のためのコミュニケーション175~188ページより)

ACTION POINT
聞くことによって、コミュニケーションを始めてください。
次の四半期の目標は何にするつもりかと聞いてください。

「聞く力」がある、と岸田文雄さんは語り、自民党総裁選挙で勝利しました。「俺が」「私が」と自己主張するよりも、一歩引いて、他者の言い分に耳を傾ける。そして、その主張と想いを尊重しつつ、取り入れられる点は取り入れ、異なる点は異なるとし、結論を出していく。そんなやり方ではないかと思います。

次の四半期の目標は何にするつもりか

一般に、トップダウンで目標を現場にノルマとして与える式のやり方が行われてきました。そうではなくて、現場に日々の作業手順や工程の改善のみならず、目標設定すら任せる。トップマネジメントは、その目標を吸い上げて、全社の目標とする。そんなやり方もあるんだな、と言うことです。

今日もやっていきましょう。

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