大阪王将ナメクジ騒動は、社会規範・社会的価値観を逸脱した企業の不正行為は断罪される新時代の到来だ 9月13日 Managing Oneself: How Do I Perform? 強みと価値観
おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言 を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。
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みなさんもご存じと思いますが、7月下旬に、仙台の大阪王将で元従業員による告発騒動がありました。
7月24日、元従業員は、衛生環境の劣悪さをツイートとYouTubeで告発。当該店は翌25日、フランチャイズ運営会社の社長立会の元、保健所の立ち入り検査がなされ、改善命令が下されました。1ヶ月後の8月24日、再び保健所による立入検査によって改善確認がなされたものの、8月26日、運営会社は大阪王将とのフランチャイズ契約が解除され、同店舗は閉鎖となった事件です。
1人の元従業員の勇気あるTwitterの告発で閉店にまで追い込んだ、というのは、前代未聞の出来事です。
今から14年前の2007年、「ミートホープ牛肉偽装事件」が起こりました。
しかし、当時、会社の不正を告発した赤羽さんは、逆に追い込まれ、躁鬱病に。仕事も家族も失い、失意の中で暮らしていると言います。本来為されるべき内部告発者の保護を怠り、行政指導すべきところを見逃す監督官庁の怠慢によって、赤羽さんは経済的にも、精神的にも疲弊。正直者がバカを見ることになってしまったことは、社会に大きな傷跡を残した事件でした。
しかし、今回のTwitterやYouTubeを通じた告発では、結果は異なりました。地元仙台市議会議員が動き、保健所は即座に立入検査を実施、仙台市議会で記者会見が開かれるなど、市行政の後押しもあり、告発者には賞賛が集まりました。
社会的規範やモラルを守るべき、という元従業員と社会の価値観が勝利した「正直者が勝利した事例」となりました。
モラルや衛生管理など逸脱しても構わない、黙っていればわからない、金儲けが第一とする会社の価値観は、今の若い(24歳?)一人の元従業員には相容れないものでした。
彼のような価値観を持つ若者が多いと思います。運営会社の経営者の金儲け第一主義に対して、告発して離職という形にはなりましたが、社会的な価値観を守るべき、という彼の価値観に基づいた正義の行動によって、不正は正されることとなりました。
「若い一従業員に何ができる?何もできるものか」と運営会社は侮ったのでしょう。その結果、本部からはFC契約解除という最悪の事態を迎えることとなりました。
運営会社にとっても、ブランド毀損は大きなダメージとなっています。
7月22日、2491円と今年の最高値にあった株価は、9月8日(木)終値2075円と410円以上も値下がりが続いています。
若者が事態を改善へと動かしました。私は、将来の日本は明るいと思います。今日もやっていきましょう。
#価値観に反する仕事は人を堕落させる 。
#強みすら台無しにする 。
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