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その後を考えると、気軽に出来ることではない。しかし、犯罪は告発すべきじゃないかな、と思いますよ、ドラッカーさん。 12月21日 The Whistle-Blower 内部告発の二面性

#12月21日
#The_Whistle -Blower
#内部告発の二面性

おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

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さて、

こちらでは、地に足をつけた、私の体験や学びから得た
実践マーケティング記事を1日1本以上をご紹介しています。

今日のテキストは、『すでに起こった未来』7章 企業倫理とは何か 156〜157ページ 1994年版 より。

悩めるシーンですね。

「余計なことしないで、黙ってろ」「労基にたれ込むんじゃねーぞ」

明らかに犯罪であっても、内部告発後の自分が組織内で守られるかどうか、あるいは出世の可能性があるのか、といったことから考えると、黙っていた方がいい、という結論を選ぶ人の方が圧倒的に多いんじゃないかな。
人生狂わせることです。
ガーシーの「死なばもろとも」精神で暴露したり、NHK党首の立花さんをみてると、強いなぁ、と感じます。

また、不正を暴いた肉屋さん。業界の仲間たちからハブられ、倒産させられたその後のことを知ってしまうと、告発できず、アンダーグラウンドで眠る「闇」はあっちこっちにあるんじゃないでしょうか。

きっと企業だけでなく、行政にもNPOなどにも、そんな「闇」のことがたくさんあるんだろうなぁ。自分のところだけでも、クリーンでやっていこう、という人も少なくないんで、それが希望かな。今日もやっていこう。


内部告発には二面性がある。


 今日の組織倫理についての議論は、内部告発の義務と、上司や組織からの保護に多大の関心を払っている。まことに立派に聞こえる。たしかに、間違った行為を公にし、その是正をはかることは、たとえ義務ではないにしても一つの権利である。ましてや法をおかしているときは当然である。しかし、相互依存の倫理に照らすならば、内部告発の倫理的な扱いは急に難しくなる。
 上司や組織の行為が法律に反し、あるいは常規を逸しており、黙っているわけにはいかないという場合はある。重罪の場合は報告しないことが共犯となり、刑事責任を問われる。しかし、重罪でない場合はどうか。
 内部告発を奨励することは、上司と部下の信頼の絆を弱める。部下としても、自分たちを保護するはずの上司の意欲や能力に信頼をおけなくなる。

(『すでに起こった未来』)


ACTION POINT
#現実の問題として
#内部告発の奨励は
#上司と部下の絆にどのような影響を与えるでしょうか

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