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4月30日 Psychological Insecurity 雇用不安の害

おはようございます。今日も #ドラッカー #365の金言  からスタート。

本日 #4月30日  

テーマは、 #Psychological_Insecurity#心理的な不安
#雇用不安の害

そして金言は、

雇用不安が社会を不安定化する。


 経済的な不安ではなく、心理的な不安が社会を不安定化する。恐怖をもたらす。しかも、その恐怖は未知にして予測不能なものであるがゆえに、生贄と罪人を求める。
 雇用に合理性と予測可能性を回復して、はじめて経営政策も有効たりうる。雇用対策こそ早道である。雇用不安さえ取り除くならば、社会、企業、働く者のニーズからして、企業は社会的機関として立派にその機能を果たしうる。

『新しい社会と新しい経営』

ACTION POINT
#常に最先端の知識を手に入れてください
#あなたの市場価値を高める経験や教育機会を提供してくれない組織ならば
#転職を考えてください

本日のテキストは、『新しい社会と新しい経営』 5章 産業秩序の問題:工場社会>F 人間自動販売器と不況のショック>(2)不況のショック より。

経済的な不安ではなく、心理的な不安が社会を不安定化する。

同書

 今、陰謀論が流行ってるでしょう。原因は「不安」。これなんですよね。

 感染症で死ぬんじゃないか、ワクチン打ったら死ぬんじゃないか、そして、ロシアが攻めてくるんじゃないか、朝鮮のミサイルが当たるんじゃないか、電気料金やガソリンの値上げで、買えなくなるんじゃないか、円安で物価高・インフレになってるよ、もっとなる恐怖、失業の不安・恐怖、派遣職員だと契約更新されないんじゃないかという恐怖、経営者なら売上上がらないんじゃないか、支払いだけが増えるという恐怖、もはや他者や社会から必要とされない存在なんじゃないかという恐れ、、、とにかく多くの恐れ、不況のショックが蔓延している時、心理的ダメージが加わり、陰謀論や「どうせダメ」「努力は無駄だ」という諦め心、が流行するようです。

このような恐怖心、将来に対する不安感に対してどう考えたらいいのでしょうか?

アリストテレスは、「快楽は本来、「活動(エネルゲイア)」に他ならず、それ自身目的(テロス)なのである」と言い、「将来の目標や計画は一旦忘れて、今この瞬間のやりたいこと、やるべきことに熱中せよ」と説きました。
また
ホッブスは、「リヴァイアサン」の中で、「わが生涯における唯一の情熱は、恐怖であった」と記しました。

さらに、シリコンバレーで生き抜く秘訣として言われることとして、「病的なまでの心配性だけが生き残る」という言葉があります。

人生、油断したら失脚する、舞い上がっていたら足元をすくわれるから、油断せず慢心せず、腰は低く、敵は作らず、脇が甘くなっていないか、「恐怖の力」を活用して、臆病心で生き残れ、という助言です。

マズローの欲求ピラミッドでいえば、最下部「生存欲求」が満たされないと、人生の先行き、とか、考えられないから。戦争でミサイルが降ってくるとこに生きてる人は、それどころじゃない。。。

マズローのピラミッド理論

そういう考えもあるよ、ということくらいで、軽く考えてこ。

今日を変えていこう。愛を込めて。


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