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3月27日 Command or Partner 管理から提携へ

おはようございます。 #ドラッカー #365の金言  からスタートしましょう。

今日 #3月27日  

テーマは

#Command_or_Partner  

#管理から提携へ

そして、本日の金言は、

#一体化の公理が陳腐化した


 すべてを傘下に入れるという一体化の公理が陳腐化した。原因は二つあった。第一に、知識が専門化した。高価となり、自らすべてを賄うことが不可能になった。時折しか使わない知識は急速に劣化する。
 第二に、インターネットとeメールのおかげで、コミュニケーション・コストが安くなった。その結果、提携が成果をあげる組織方法となった。あらゆる種類の事業活動がそうなった。
 IT関連業務のアウトソーシングの一般化は、そのはしりにすぎない。(『ネクスト・ソサエティ』、eラーニング教材『ネクスト・ソサエティ』)

ACTION POINT 


#あなたの担当している仕事がアウトソーシングされることを考えてください

#
対応策を考えてください。

今日のテキストも「ネクスト・ソサエティ」より、とされているけれど、まるっきりの引用部分はごめんなさい、ちょっとわからず。ただ、内容としては、第一部の5章 企業のかたちが変わる、6章 トップマネジメントが変わる、7章 ネクストソサエティに備えて、といったあたりだろうか。

これまでは、有力なベンチャーや中小企業があれば、資本を投じて系列化する、子会社化してきたのに対して、緩やかな連邦制としてジョイント・ベンチャーなり、合弁会社なりといったパートナーシップにして取り込んでいく方法をとっている。

そして、同書88ページにあるように、

知的労働者は金では動かない

という(もちろん、動く人もいる(笑))。かつて、製造の専門家を

テクノロジストを職工として扱ったかつてのイギリスの轍を踏むことになる。(同書、89ページ)

金では動かない、という知的労働者も増えるだろう。

金銭欲でやる気を起こさせることが不可能であれば、彼らの価値観を満足させ、社会的な地位を与え、社会的な力を与えることによって活躍してもらわなければならない。そのためには、彼らを部下ではなく同僚の経営者として、単なる高給の社員ではなくパートナーとして遇しなければならない。(同書、90ページ)

知識を基盤とする、新時代の企業や組織の経営者には、優れた知的労働者を惹きつけ、留まらせ、やる気を起こさせるビジョンや使命感を掲げることが必要な理由は、まさにここにある。

例えば、感染症蔓延の影響で厳しい状況に陥ってしまった企業でも、理念を語り、ビジョンを掲げた経営者がいるところでは、マーケティングや新製品・新サービス開発を支援する優れた知識プロフェッショナルが集まって、苦境の中から共に立ち上がることとなったことでしょう。

逆に、苦境になり、そうしたプロが離れてしまう企業はより厳しい状況へと追い込まれていっているようにも感じられます。

苦境の時にこそ、自分も相手も綺麗事じゃない本音が明らかになります。そこでなにが映るのか。今回の感染症によって、色々見えたんじゃないかな。

今日を変えていこう。愛を込めて。

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