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専門バカを信じる馬鹿の愚を犯したくない。11月19日 Characteristics of Organizations 組織の目的 ドラッカー


#11月19日  
#Characteristics_of_Organizations
#組織の目的

おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

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さて、

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今日のテキストは、バブル経済崩壊後の 1993年に「大転換時代に突入した!」と、21世紀の組織と人の課題について記された著書、 #ポスト資本主義社会  の2章 組織社会 組織の特性 1993年版 105〜108ページ より。

原発にせよ、感染症にせよ、戦争にせよ、いずれの分野も専門分化が著しいがために、かえって、わかりにくく、また、何をどうしたらいいのか混乱が増すばかり。挙句の果てにSNSで「風評加害」を拡散するという暴挙に至っては、専門性を有するとはいえ、彼らの人間性が信用できないことが明らかになるにつれ、彼らの言説を信用していいのか、悪いのか、判断に困る事象があちらこちらで生じているのが、現代の知識社会での混乱じゃなかろうか。

戦争に巻き込まれれば、元首をトップにして大本営を組織し、防衛作戦を展開するのだろう。しかし、かつての内閣も見通しなく戦争に突入するも、戦況悪化する度にころころと方針を変わらざるを得なかったわけで、そういう点では、犠牲者が出るだけで、行き当たりばったりで現場に責任を押し付ける行政は今も昔も変わらない。すでに戦争状態だ、という方もいるわけで。どういう状況が戦争で、どうなると終了なのか、防衛費をケチるZ省主導の会議報道などを見るにつけ、彼らには戦争を勝利するビジョンなどなく、ただ国費をケチることしか考えていないことがわかり、がっかりする。戦争にせよ、外交にせよ、相手のあることで、我が方の思惑通りに物事など進まない。だからこそ、出来るだけ我が方の思惑に則った結論=相手が侵略を諦める、にどう持っていくか、がプランなのに、行政マンたちには、こちらの思惑通りにどう終わらせるかについて、考慮していないようなんだね。敗戦は2度とゴメンだ。そこからプランニングしてほしいのだが、、、。

#組織は道具である
#専門分化することによって自らの目的遂行能力を高める


 組織とは、それぞれが独自の目的をもつ機関である。組織は一つの目的に集中するがゆえに成果をあげる。
 たとえば米国肺臓協会に対し、「アメリカ人の9割が足の指に食い込んだ爪(陥入爪)に悩んでいる。これについての研究と予防に貢献せよ」と要請しても、「当方は胸部の一部にしか取り組まない」との答えを得るのが落ちである。米国肺臓協会、心臓協会、その他医療関係の団体がNPOとして成果をあげているのは、1つの目的に集中しているからである。
 社会やコミュニティや家族では、発生する問題をすべて扱う。しかし近代組織においては、複数の問題を扱うことは多角化である。多角化とは分散化である。多角化は、企業、労組、学校、病院、地域のサービス機関のいずれを問わず、組織として成果をあげる能力を破壊する。
 しかも、組織はそれぞれの専門をもつ専門家から成る。したがって、組織としての目的は際立って明確でなければならない。単純でなければならない。さもなければ混乱する。みなが共通の目的ではなく、それぞれの専門分野の論理に従って動くようになる。それぞれの成果を追求し、それぞれの価値観を貫こうとする。かくして明確で焦点の定まった共通の目的だけが、組織としての一体性を保ち、成果をあげさせる。

(『ポスト資本主義社会』)

ACTION POINT
#あなたの組織が明確で焦点の定まった目的をもち
#成果をあげることに集中していることを確認してください

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