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7月31日 Making Cost-Control Permanent 永続的コスト管理

いよいよ7月も終わり。良い1ヶ月になりましたね。また、来月も良い月となりますように #ドラッカー #365の金言  でやっていきましょう。

 コスト削減してV字回復というシナリオは、人員削減のためコスト削減に協力しろ、と言われたら、誰も積極的に協力しませんよ。でも、それを強いる企業があるみたいですね。困ったもんです。今日も『創造する経営者』 第5章 コスト・センターと費用構成(1964年版 103〜135ページ)が関係するのかな、と思います。

費用を管理するには、成果の管理、資源(人・もの(在庫)・金・情報)の管理に関して展開してきたのと、同じ種類の、組織的で体系的なアプローチが大事です。運送会社が空のトラックを走らせないように、浪費になっているところを生産的に変えるだけで、費用は利益を生む活動にも変わります。費用を払っていることが機会にならないか?と視点を変えてみるもの一考かと思います。

 また、京都の「百食屋」さんのように、「ランチタイムの3時間半しか営業せず、その時間だけで牛ステーキ丼を100食売り切る」と集中することで、余計な残業や食材(フード)ロス、追加費用を出さないように経営の最適化、時間対利益の最大化を考えて経営する、という在り方も良い方法と思います。

 我欲に駆られて、やたらと売上・利益を追い求めると、かえってロスが増えてマイナスになる。適正量を定めて、時間内の利益最大化を図る、という手法はかしこいなーと思います。

今日を変えていこう。愛を込めて。そして、来月もよろしく!

#7月31日  
#Making_Cost -Control_Permanent
#永続的コスト管理

#コスト管理とは
#コスト削減ではなくコスト予防でなければならない

 コスト管理において重要なことは、コスト削減ではない。コスト管理が組織構造の問題であるとの認識である。コスト管理とはコスト削減ではなく、コスト予防でなければならない。
 コストが自動的に下がることはない。したがって、コスト予防は不断の課題である。いかにマネジメントに優れていようとも、コストは繰り返し点検していかなければならない。いかにコストを管理使用とも、あらゆる活動を数年ごとに点検しなければならない。
 こうして組織内の誰もがコスト意識をもつようになる。コスト管理を脅威としてではなく、機会として見るようになる。コスト管理がコスト削減として理解されるとき、働く人たちは人員整理の問題として協力を拒否する。しかし、それがコスト予防として理解されるとき、彼らは機会として見る。少なくとも雇用の安定と仕事の質の向上のためとして支持する。

(eラーニング教材『永続的コスト管理』)


ACTION POINT

#あらゆる活動を2〜3年ごとに見直してください。


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