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5月16日 雇用形態の多様化

おはようございます


続きです。

#ドラッカー #365の金言 #5月16日 #雇用形態の多様化   #これからは多様な雇用形態の人たちをチームにまとめなければならない

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

https://amzn.to/3sucDVe

“汝の時間を知れ“ ドラッカー

上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“

と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。


今日のテーマ: 雇用形態の多様化


今日のアクションポイント:  #従来型の社員でない人たちを惹きつけ一体的に働いてもらってください 。

終身雇用は終わり、フルタイム、フリーランス、パート、派遣社員、アウトソーシング先の社員などとチーム化して働くことが求められる。

まるで、MLBの球団みたいである。さまざまな選手、コーチ、データ分析家、人材育成家、スカウト(新卒)、スカウト(他球団から移籍候補者を見つける)担当、などなど、多種多様なスタッフで、チャンピオンというゴールを目指し、プロフェッショナルとしての昇進昇格昇給を実現する。

自己主張の強い世界へとなれば、心優しい日本人スタッフは、片隅の方に追いやられてしまうのかもしれない。しかし、心やさしき日本人スタッフがいるからこそ、チーム・ケミストリーが起こる、というのも事実である。LAドジャーズを率いるロバーツ監督は沖縄出身の日系アメリカ人である。

ちなみに今月はアジア系アメリカ人と太平洋諸島人の文化遺産月だそうです。


ダイバーシティ(民族多様性)が声高に叫ばれているものの、わが国はビジョンも価値観もゴールもバラバラであり、「チーム化」のためには、組織側で準備すべきことは山ほどあるだろう。そして、必ずしも薔薇色の未来ではないし、組織経営者は、これまでのような「村組織」を作れた時代でもないだろう。

多様な人たちを惹きつけ留まってもらうことが最大の課題である。

そうなのだ。少子高齢化も深まり、景気も不透明な時期が続くから、企業側が優秀な人材を、と上から目線で選別される時代ではない、ということだ。

むしろ、上から見ている、というのは、逆で、フリーランスから逆に見下ろされているのかもしれないのです。

なぜなら、すでに、目的主導( purpose-driven )型企業が急増しているためです。企業のビジョン、経営目的に賛同したメンバーが集うような組織は、顧客からも共感され、シェアを伸ばしていると、山脇秀樹先生はおっしゃっておられました。

ということは、目的やビジョンが甘い経営者は、集まってきたフリーランスからも見切られる、ということです。経営者もそういう意識でもって経営すべき時がきています。

なぜ募集しても、優れた人材が集まらないのか?

それは、優れた人が「面白そうだから、関わらされてくれ」と言われるような魅力があなたの会社に足りないのかもしれない。

それは、あなたの会社だけの課題でもあり、わが国の課題なのかもしれない。



今日もやっていきましょう。

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