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4月18日 Decision Steps for Picking People 人事の5つの手順

おはようございます。 マーシャル、と言っても、マーシャル違いですが(笑)、今朝も #ドラッカー #365の金言  からスタートしましょう。

本日 #4月18日  の

テーマは、 #Decision_Steps_for_Picking_People (人事選定ステップ)

#人事の5つの手順

そして、金言は、、、

#人事で重要なことは 
適材適所である。

 米陸軍参謀長のジョージ・C・マーシャル将軍は、人事で五つの手順を踏んでいた。
 第一に、仕事の中身をつめた。職務規定は変わらなくとも、仕事の中身は変わっていく。
 第二に、数人の候補を検討した。満たさなければならないという必須の資格はある。だが、重要なことは適材適所である。したがって、常に三人から五人の候補を検討した。
 第三に、候補者全員の実績からそれぞれの強みとするものを探した。何ができないかは重要ではない。強みを見て、その強みが仕事の中身に合致しているかどうかを見た。成果は強みによってもたらされる。
 第四に、候補者それぞれと働いたことのある者数人と話をした。重要な情報は上司や同僚から得られることが多い。
 第五に、任命した者に仕事の中身を理解させた。そのためのよい方法が、何をしなければならないかを徹底して考えさせ、三ヶ月後に書面で申告させることだった。(『プロフェッショナルの条件』、e-ラーニング教材『人事の意思決定』)

ACTION POINT 

#次回の人事に際しては

#仕事の中身をつめ

#数人の候補者を用意し

#実績から強みを探し

#候補者と働いたことのある者と話をし 、


#任命した者に仕事の中身を理解させるという人事の手順を踏んでください

本日のテキストは、『プロフェッショナルの条件』、e-ラーニング教材『人事の意思決定』から。

昨日の『非営利組織の経営』(1990年刊・167ページ)だけでなく、その26年前に発刊された『経営者の条件』(1966年刊)でも「強みを強調する人事」においてマーシャル将軍に触れている(147ページ、167〜171ページ)。

ということで、長年ドラッカーは、マーシャル将軍を最高の人事を行った人物、と高く評価していたようです。

マーシャル将軍といえば、戦後の欧州復興計画「マーシャル・プラン」が有名ですが、

一方中華民国・大韓民国にもアメリカは中国と南朝鮮の工業及び農業改革の復興を援助する計画をしていたが、中国は蔣介石がマーシャル将軍の調停した国共停戦協定を無視して中国共産党への軍事攻勢を行ったことでアメリカのハリー・S・トルーマン大統領は「中国の内戦に巻き込まれることを避けつつ、中国国民が中国に平和と経済復興をもたらすのを援助する」だけであるとして中国に派遣していたマーシャル将軍の召喚と中国内戦からのアメリカの撤退を表明し、結果として1949年10月に中華人民共和国が建国することになり、計画は破綻した。同時に大韓民国も朝鮮半島情勢の悪化を理由に計画は断念した

こちらも現在では批判もあるようで、特に、米国の中国共産党支援に結果、国民党政府は大陸を捨てて台湾へと渡らざるを得なくなり、中共が建国された1949年となり、それが時を経て、この2022年の現在、台湾海峡、尖閣など東シナ海をめぐり再び紛争地になろうとしています。

現在戦争中のウクライナもそうですが、戦後一旦強国の力で「蓋」をしてきたものが洋の東西を問わず、紛争になる様は、まさしく、米国主導の国際体制という「封印」「結界」が解かれ、独裁主義体制国家が再び跋扈するような、そんな雰囲気も感じられます。

 個人をあまりにも自由奔放にさせた延長線上に、グローバル経済、国際金融資本の横暴があり、米中激突に加え、世界的な疫病流行により、今回それが停止されつつあったところに、さらにロシア侵略戦争が勃発し、国際的には再びの東西分断、シーパワーvsランドパワーが始まりました。

 国家権力によるある程度の自由制限は甘受すべき、という社会的な「合意」のもと、マスク着用、移動制限などがなされています。国家権力による個人の自由侵害をどこまで認めるべきか、については、様々な地域で差があるのは当然です。

個人的には自由を制限されることについては抵抗を覚えますが、リベラル側やランドパワー側の行き過ぎた自由追求是認については、正直違和感もあります。

ドラッカーは、長年、個々人を平均化させ、全体社会に貢献させるのではなく、「個々人の強みを社会に活かして貢献させるべき」と主張しています。

私自身も彼の意見に賛同しています。抑圧し指導するよりも、個人の自由意志を尊重し、ワクワクした気持ちで楽しみながら取り組むことでベストなパフォーマンスが社会にもたらされ、その結果、社会の進歩に貢献されることを実体験しています。

だからこそ、独裁専制型組織から自由闊達化組織への変容こそイノベーションを起こせる新時代型組織に変わろうよ、と提唱しています。

疫病流行を機に、個人抑圧、抑制に走りがちだからこそ、そうではなくて、将来まで見据えた形で、より良い人生が続きますようにと、活動しています。ご賛同いただける方はぜひどうぞ。今日を変えていこう。愛を込めて。


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