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12月19日 Rules for Successful Alliances 提携における5つの原則

おはようございます。今日も #ドラッカー #365の金言  から人生と経営を深めていきましょう。

本日 #12月19日  のテーマは #Rules_for_Successful_Alliances  

#提携における5つの原則

#提携は成功した後深刻な問題を生じやすい

 事業提携の初期の失敗率は新規の自社事業よりも高いわけではない。しかし成功した後、深刻な、場合によっては致命的な問題を生じやすい。提携が成功したとき、当事者の目的が一致していないことが急に明らかになる。
 だがそれらの問題は、提携の五つの原則を守ることによって、あらかじめ見通すことができるし、たいていは予防することができる。
 第一に、提携を結ぶ前に、すべての当事者が自らの目的と提携の目的の両方を詰めておくことである。第二に、どのように提携をマネジメントするかについて合意しておくことである。第三に、誰が提携をマネジメントするかを決めておくことである。第四に、提携についての責任を組織内に位置づけておくことである。最善の方法とくに大企業における最善の方法は、トップマネジメントの一人に任せることである。第五に、意見の不一致をいかに解決するかについて事前に合意しておくことである。最善の方法は、紛争が起こる前に、当事者双方が知っており、敬意を払っており、かつその裁定を最終のものとして受け入れることのできる調停者を決めておくことである。
(『未来企業』 38章「進歩のための同盟」への傾向 353~359ページより)

ACTION POINT
#事業提携は難しい関係です

#なぜでしょうか

昨日の記事の通り

これまでのような自己投資での事業発展とは異なり、現在は直接投資を要する方法=投資、買収ではない、違った方法で、スピーディに行われるようになってきている。提携、パートナーシップ、合併など他の組織との協力によって実現されているのが一般的です。

例えば、身近なラーメン屋さんでも、麺作り、スープ作り、具材作り、と全ての製造工程を自らが直接投資して行なっているわけではなく、さまざまな取引先との相互関係で事業発展を目指しています。

しかし、この提携関係も失敗した時だけでなく、成功した時に深刻なトラブルに陥る傾向があり、時には致命的な問題になることもある。アライアンスがうまくいったときには、パートナーの目標目的が一致していないことが明らかになることが多いから、気をつけてね、というのが今日のドラッカーの提言。

確かに、中国投資したことが今、経営にとってのリスク、そして、社員が人質化された時、経営陣は、拉致被害者家族会と同じようになることが見えているんだろうか?なんて容易に想像できますもんね。事業は発展してても、そのまま事業を盗んだり、もっと言えば、国ごと盗んでしまえ!と思っている大盗賊。個人が小さなものを盗めば盗人扱いされ、犯罪だけど、国が国を盗み、乗っ取れば、それは犯罪じゃあないんだよ。1人が殺せば殺人だけど、国家間の戦争で300万人殺したって罪にならないってことを利用しようとする国が隣にいるんだよ。

今日を変えていこう。愛を込めて。



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