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7月17日 産業の構造変化 Industry and Market Structure

おはようございます。

#ドラッカー #365の金言 #7月17日 #産業の構造変化 #Industry_and_Market_Structure  
#産業と市場の構造は変化が急である#小さな打撃で崩壊する

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

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“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“

と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。

今日のACTION POINT

#我々の事業は何かを問い続けてください

今日のテーマは、イノベーションの7つの源泉の4番目のお話です。

源泉1:予期せぬこと

源泉2:不一致

源泉3:プロセス上の必要性

源泉4:産業と市場の構造変化

源泉5:人口動態

源泉6:認識の変化

源泉7:新しい知識

多くのビジネスパーソンたちは、自分の業界は永久的に発展すると信じていることでしょう。しかし、10年前の地震、今回の地滑り、そして長引くコロナ禍。この世は「諸行無常」です。リストラされ、職を失った人たちが既にリーマン時よりも増えて1万人超えとなっています。

テレワーク、ワーケーションと「新しい働き方」といった楽しいイメージの報道がなされていますが、現実は早期・希望退職の斡旋を隠すためのこと。もはや大企業に危機を乗り越える意欲も意志も無い様です。

しかし、個人のあなたは恐れる必要はありません。このコロナはイノベーションの機会なのです。

A change in market or industry structure is a major opportunity for innovation. In industry structure, a change requires entrepreneurship from every member of the industry. It requires that each one ask anew: “What is our business?” And each of the members will have to give a different, but above all a new, answer to that question. (業界構造の変化には、その業界に属するすべての人々の起業家精神が必要です。それには、それぞれの人々が新たに問いかける必要があります。「私たちのビジネスとは何か?」その問いに対して、それぞれのメンバーが異なる、そして何よりも新しい答えを出さなければなりません。)

このコロナ禍という構造変化、起業家にとって大チャンスです。長い間成功を収め、挑戦を受けたことにない大企業は傲慢になりがちで、最初は、新参者を取るに足らないもの、実際には素人同然のもの、と見なしがちです。

しかし、その新規参入者のシェアが増大しても、正しい対策が取れません。

周りをよく見渡してみましょう。隆盛を誇っていた伝統的な企業が右往左往する中、賢く素早く行動する小企業群が伸びているのがわかるはずです。あなたも機会を見つけられるはずです。今日もやっていきましょう。

裏ノートはこちら↓



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