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4月27日 What Is Business Ethics? 企業倫理論の間違い

おはようございます。今朝も #ドラッカー #365の金言  からよい1日をスタートしていきましょう。
本日 #4月27日  
テーマは #What_Is_Business_Ethics ?

#企業倫理論の間違い

そして、今日の金言は・・・

#いわゆる企業倫理論は#いかなる理由からか

#倫理にかかわる一般のルールは企業に適用されないとする

 西洋の基本公理では、倫理すなわち個々人の道徳は、王子にも乞食にも、富者にも貧者にも、強者にも弱者にも同じように適用されるとする。キリスト教の伝統においては、倫理とは平等性の確認である。神、自然、社会のいずれを創造主としようが関係はない。適用すべき倫理は一つ、道徳は一つ、行動基準は一つである。
 しかるに企業倫理はこの基本公理を否定する。したがって企業倫理なるものは、西洋の哲学と神学にいう倫理ではない。今日のいわゆる企業倫理論は、いかなる理由からか、倫理にかかわる一般のルールは企業に適用されないとする。それでは企業倫理とは何か。

『すでに起こった未来』 136〜137ページ

ACTION POINT

#人間としての善悪の基準と仕事上の善悪の基準を別扱いにしてはなりません

今日のテキストは、『すでに起こった未来』 7章 企業倫理とは何か 136〜137ページより。

倫理という神の前では、王も乞食も、富めるものも、貧しきものも平等である、とするのがキリスト教社会の公理。
「適用すべき倫理は一つ、道徳は一つ、行動基準は一つである。」

欧米社会の倫理では、賄賂は罪。天下りも禁止。
しかし、中国では紹介料として当たり前だし、古くは日本でもOK。

最近は日本では、接待交際費も大きな制限がかかっており、政治腐敗、不透明な取引に対する疑惑や「クリーンさ」を求める世論によりほぼ禁止になりつつある。

しかし、「天下り」「紹介料」は、かつてのわが国では、正しいこととされてきた。その理由は、低賃金の国家公務員の救済という趣旨であった。彼らを「天下り」させ、省庁時代に培った人脈を提供することで、民間企業に退職金を「負担」させることによって、バーターな取引をさせて、日本国は、公務員へ支払うべき退職金をディスカウントすることを国家的にはそちらの方が「倫理的」としてきたから。

現在は、公務員の天下りには批判が集まり、政治家の紹介コミッションは賄賂と言われ、全面的に禁止に。彼らの取引はアンダーグラウンド化し、日本企業、欧米企業は賄賂がもらえないから、と、賄賂取引が可能な国に肩入れし、気づいたら、「売国政治家」に。

そりゃ公務員にも政治家にも優秀な人材は集まらなくなり、国力はダウン。また、ノーベル賞など世界的な発明や貢献をした個人に対して、正しく評価しないから流出するばかり。

これは近隣の敵国たちにとっては嬉しい限り。

結果的に、利敵行為を公務員や政治家が行なっているんではないだろうか?わが国は、本当に国民を大切にするつもりあるんか?

とにかく公務員は狡い!と「怒り」で善悪判断を見失わせた大衆を説得する国会議員はおらず、そんな意見をすれば、賄賂をもらいたいからだ、と言われて選挙に落ちてしまうからそんなことは誰もしない。

知らず知らずのうちに、国力は落ちていく。

賄賂OK、天下りOKだった60〜70年代の日本の国力は鰻登りだった。あれから50年経ち、社会は洗練されたかもしれないけれど、迫力を失い、国力も落ちている。

最近盛んに国連やダボス会議が宣伝するSDG‘sや人権の話などは、企業倫理の話である。

それはどういうことなのか?しっかり見ていきたいと思います。

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