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すでに起こってしまった変化を確認しよう。12月1日 The Work of the Social Ecologist 社会生態学


#12月1日  
#The_Work_of_the_Social_Ecologist
#社会生態学

おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。いよいよ、今年も残り30日。
良い1ヶ月にしていきましょう。

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さて、

こちらでは、地に足をつけた、私の体験や学びから得た
実践マーケティング記事を1日1本以上をご紹介しています。

データを元に、具体的な解決案を記した回は特に人気です。読者の方からのリクエストにも答えています。最近は、特に、感性の高い優れた女性経営者の方、癒しビジネスに携わる女性マーケッターの方々からご愛読頂いています。「こういうのが知りたかった」という声も頂戴し、励みになっています。よかったらぜひお読みください。毎週木曜日にはFBにて読者との交流会も行なってますので、この機会にぜひご購読ください。今日もあなたが良くなりますように。

今日のテキストは、『#すでに起こった未来』 終章 #ある社会生態学者の回想  1994年版 317〜319ページより。

 ドラッカーは、自分のことを

「自分は未来のことを予測する未来学者ではない、社会生態学者なんだ。「すでに起こった未来」を確認することなんだ。すでに起こってしまい、もはや元に戻ることのない変化、しかも重大な影響力を持つことになる変化でありながら、まだ一般には認識されていない変化を知覚し、分析することだ」

と語っています。

例えば、フォードが「利益を上げるには、価格を引き下げ、生産量を増やさなければならない」と考えたことから、大量生産大量消費社会が始まる、と気づいたこと。

例えば、第二次大戦後、退役軍人に教育の機会を与えたこと。多くの退役軍人が大学へ進学したことで、卒業後、知識労働者が大半となり、知識社会の到来を予見したこと。

私たちも、ドラッカーのように、社会の変化に気づくことができるだろうか?

現在のようなスマホ社会が到来する前に、iPhoneが登場したのちに、現在のようなスマホ社会の到来を予見し、その変化に先んじて、ビジネスなり、家庭なり、生活なりを整えられたでしょうか。

そして、現在、私たちの身の回りで起こっていることから、「「すでに起こった未来」を発見し、それはどのような機会をもたらすだろうか?」と自問してみよう。

 例えば、今年の出生人口77万人。ということから未来にどのような機会をもたらすだろうか、と問うてみると・・・

「風が吹けば桶屋が儲かる」的な発想でもいいので、考えてみると、目に映る全てのものはメッセージ、なんですね。

#もしそれが意味のある変化であるならばいかなる機会をもたらすか


 社会生態学とは何であり、何でなければならないか。第1に、すでに起こった変化で通念に合わないものは何か、あるいはパラダイム・チェンジは何かを問いつつ、社会とコミュニティを観察することである。第2に、その変化が本物の変化であることを示す証拠があるかを問うことである。第3に、もしそれが意味のある変化であるならば、いかなる機会をもたらすかを問うことである。
 一つの例が、主たる資源としての知識の登場だった。何か重大なことが起こっていることを知らせてくれたものが、第二次世界大戦後のアメリカの退役軍人援護法だった。それは退役軍人に大学の奨学金を与えた。結果は大勢の退役軍人が奨学金をもうらという、まったく前例のないものだった。
 そこで私は、その変化は、社会の期待、価値観、構造、雇用にどのような影響を与えるかを自らに問うた。ひとたびこの問いを投げかけるや、人類史上はじめて、知識が資源としての地位を占めるにいたったことが明らかになった。1940年代後半のことだった。われわれが大変革の入り口にあることは明らかだった。
 その10年後つまり1950年代の半ばには、誰もが知識社会について、あるいは経済活動の新たな中心的存在としての知識労働について、さらには成長していくべき労働力としての知識労働者について論じるようになっていた。

(『すでに起こった未来』)

ACTION POINT
#すでに起こった変化で通念に合わないものを探してください
#それらの変化を事業上の機会として利用することを考えてください

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