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5月6日 知識と技能

おはようございます

昨日からの続きです。

#ドラッカー #365の金言 #5月6日 #知識と技能 #技能なくして知識は生産的たりえない

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

https://amzn.to/3sucDVe

“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“


と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。


今日のテーマ:知識と技能


今日のアクションポイント: #あなたの仕事に技能的な要素はありますか

#それらのものを分析し質と生産性を高めてください


今日のテーマ、原文は、「 Knowledge Does Not Eliminate Skill (知識があっても技術が無ければ意味がない)」。

サブタイトルは、

Knowledge without skill is unproductive. (技術なき知識は非生産的である)

ということで、

これからは、ナレッジワーカー(知識労働者)の時代と言ったけれど、実は、ナレッジテクノロジスト、つまり、コンピュータ技術者、ソフトウェア設計者、臨床検査室のアナリスト、製造技術者、弁護士法律アシスタントなどの「知識技術者」の需要が増える、とのこと。

現在、コロナ禍で需要が多いのは、メディカル分野ですね。コロナ対応の医師・看護師・薬剤師などのいわゆるコ・メディカルといった人材が圧倒的に不足しています。すぐに育成できませんし、彼らはメジャーリーガー>プロ野球選手、と同じく、国内よりも海外で就職した方が高い収入が得られます。

なので、特に発展途上国などは人材流出しないよう、国内ライセンスを海外では無効化するなどして対策をしています。日本もそうですね。

医師の平均年収が1000万円前後ということで高給とりだなんだと批判していますが、米国ならば3倍からだとか。保険制度など様々異なりますから一概に比較はできませんが、これまで海外の方が人件費が安いから、と製造業は生産拠点を海外に移してきましたが、医療に関しては、日本はベトナムよりも人件費が安いので、国外流出を試みる医師の方々が思ったよりも多い、という印象を持っています。

そして、海外で活躍したい、などと言う方々は、イチロー選手や大谷選手と同様、当然高度な技能を有しています。

高度の技能を身につけるには、ますます多くの知識が必要となっている。しかも、知識は技能の基盤として使う時、初めて生産的となる。

スポーツ選手は、語学よりもスポーツのスキルがあれば、海外でも活躍できるわけですが、語学堪能となれば、さらに活躍します。イチロー選手、松井選手、ダルビッシュ選手など英語、スペイン語飛び交うベンチで一流選手たちと交流するようになって、さらにレベルが高いスキルが発揮されるようになっていますから、知識とスキルとの相乗効果は、スポーツのみならず、どんな職場であれ関係していると思います。

そして、現在のような変化の激しい時代は、多くの業界で、学ぶべき知識も身につけるべきスキルもどんどん変わっていきます。その早い流れについていくように自らも学び続ける生き方もあるでしょうし、彫刻家や陶芸家のように古い技術でありながら、技術研鑽、質向上に励み、より高度な芸術を組み上げていく、という生き方もあります。

美の追求にしても、経営の追求にしても、知識とスキルを学び続けていくことは大切なことと思います。今日もやっていきましょう。


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