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5月5日 新多元主義の到来

おはようございます

続きです。

#ドラッカー #365の金言 #5月5日 #新多元主義の到来     #今日の組織は自らの目的を中心におき絶対視し意味あるものとする

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

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“汝の時間を知れ“ ドラッカー

上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“

と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。


今日のテーマ:新多元主義の到来

今日のアクションポイント: #現代社会に特有の単一目的追求の弊害をあげてください

pluralism 多元論、多元主義ってなんでしょう?

pluralism とは、(国家などで複数の人種・宗教・政治信条などが同時に平和的に共存している)多元的共存、複数(性)、複雑(性)、多様性、多元論、聖職兼任

多元論とは、総合的には多様性を容認・肯定するという立場である。

古典的多元主義とは、政治や意思決定は主に政府の枠組みの中で行われるが、多くの非政府組織がその資源を利用して影響力を行使しているという見方である。
新多元主義では、複数の圧力団体が政治的影響力をめぐって競争しているが、政治的アジェンダは企業の力に偏っている。新多元主義では、国家はもはや、異なる利益集団の要求を仲介し、裁く審判者ではなく、自らの(部門的な)利益を追求する比較的自律的なアクター(異なる部門を持つ)であると考えている。多元主義における憲法規則は、支持的な政治文化の中に組み込まれているが、必ずしも支持的ではない多様な政治文化と、根本的に不均等な経済源のシステムという文脈の中で見るべきである。この多様な文化は、社会経済的な権力の不均等な分配のために存在している。これにより、あるグループには可能性が生まれ、他のグループには政治的選択肢が制限されている国際社会では、多国籍企業や支配的な国家によって秩序が歪められているが、古典的な多元主義では、多元的なルールや自由な市場社会の枠組みによる安定性が重視されている。

古典的な多元主義では、いろんな立場・団体・主義主張などがあってバランスがとられてるよっていう解釈だけど、新多元主義となると、もっとリアリズム入って、多国籍企業やロックフェラーみたいな財閥が、国連やダボス会議やWHOなど国際機関を牛耳り、多数の利害関係者がいるけれど、有力者が秩序を歪めている、みたいな話か??

おお、流行りの陰謀論?笑

ドラッカーは陰謀論に言及してるんじゃなくて(当然だ笑)、

中世の教会や領主や自由都市など、かつての多元的組織のように政治権力を奪い合うことはしない。しかし、世界観と関心を分かち合うこともない。
今日の組織は、自らの目的を中心におき、絶対視し、意味あるものとする。それぞれが独自の言葉で話し、独自の知識、独自の秩序、独自の価値観をもつ。
しかもそれらの組織のうち、社会全体に対して責任を負うものは一つとしてない。社会の問題は誰かの仕事と見る。

それぞれの団体や組織は、統治や支配になど関心がない。個々の価値観にしか興味関心はなく、世界が抱える社会問題に積極的に自ら影響力を行使しようなどとは思っていない。

しかし、それは誰の仕事なのか。

誰も世界の面倒を見ないのか?、という問いかけで終わっているけれど、それは本当だろうか。

GAFAも多国籍企業もビルゲイツやジョージソロスのような億万長者(個人)も中共もEUもアメリカもロシアなどの大国ばかりでなく韓国のような国家でさえも世界に影響力を与えたくてウズウズしているように思える。

世界に影響力を行使して統治や支配なんて関心がないなんて、今の米中激突を見れば、とてもそうとは思えない。米国は覇権国家であることを望んでいるし、中共は米国にとって代わりたいと思っている。ロシアもそうだろう。

野望がないのはわが国くらいなもので、韓国に竹島を占領され、ロシアに北方4島とカムチャッカを占領され、北朝鮮に拉致被害者を何百人とも取られ、中共に尖閣・沖縄を狙われているというのが現状ではないだろうか。

大きなところでは、わが国をコントロールしようと画策しているのは親中派だけでなく各国のスパイ工作が激しく綱引き合いが行われていて、

小さなところでは、あなたの組織でA課長とB次長とが出世争いをしていたり、CレストランとD飯店がお客を奪い合っている。

いずれも、己の影響力拡大、権力・権勢拡大行動であり、生存競争だ。己の周りのことで誰もが精一杯である。

その上で、

社会の問題は誰かの仕事と見る。しかし、それは誰の仕事なのか。

「じゃあ、世界の問題は、社会問題は、誰が面倒観るんだ?」と問うドラッカー博士。

そういう問いかけを乗っ取り、炭素税をさまざまな国々から徴収して、CO2利権、環境利権を画策する国連という名のグローバルなゴロツキたちが、ローカル社会を支配しつつあるのではないか??

世界は腹黒い。

それがリアルな現実。

しかし、いつかわかりませんが、金融マフィアや利権屋蠢くグローバルな体制は崩壊し、わが国が掲げる恒久平和の理想社会へと変わる時が到来するでしょう。そう願い、行動する人が増えていけば。。。

昨晩、立場も肩書きもすべて手放し、「ありのままの自分」で、「対話する時間」をもちました。自分の感覚に耳を傾けて、感情を正直に、テーブルの上に置いていく。

「手が暖かいです。体がゆるんできた感覚があります。」「左手が少しだけしびれを感じます。少し緊張しているみたいです」などと、伝える。「そういう感覚なのだ」と耳を傾けるだけでそれで良い。良い悪い好き嫌いなどとジャッジしない。

話し手が語ることに耳を傾ける時間は、優しい時間でした。

欲得や我欲、自己本意の思惑から争い、いさかい、事件が絶えません。ですが、議論や交渉、駆け引き、ではなくて、相手の言葉、感情を丁寧に聴く「対話」の時間が持てたら、誰もが気づき、リラックスした世界となるのではないかな?なんてことを感じた優しいひとときとなりました。


今日もやっていきましょう

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