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2月2日 Face Reality 新しい現実

おはようございます。2月の2日目。今日も #ドラッカー #365の金言  から人生と経営を深めていきましょう。

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本日 #2月2日  のテーマは、

#Face_Reality  

#新しい現実

#新しい現実を機会としなければならない

 今日の新しい現実は、左翼の世界観とも右翼の世界観とも一致しない。周知のいかなることとも一致しない。それは、いかなる政治理念が考えている現実とも異なる。それらのものが、かくあるべしと考えるものとも異なる。そして今日、最も危険な最大の乱気流は、政府、企業、労働組合のリーダーたちが抱く幻想と現実のギャップから生じている。
 しかし乱気流の時代は、新しい現実を理解し、受け入れ、利用する者にとっては大きな機会となる。したがって、変わることのない課題は、企業において意思決定を行なう人たちに新しい現実を直視させ、通念に負けることなく、間もなく迷信となる昨日の現実から脱却させることである。乱気流時代のマネジメントとは、新しい現実を直視することである。それは、数年前の常識ではなく、今日の世界はどうなっているかとの問いからスタートすることである。(『乱気流時代の経営』)

ACTION POINT 

#人口構造の変化と経済のグローバル化によってもたらせる事業上の機会を3つあげてくださいそして、 

#それらの機会を追求してください

今日の提言は、『乱気流時代の経営』(1980年)序文 17〜18ページより。

 第二次大戦後の25年間は、計画全盛の時代でもあった。しかし計画というものは、常に、高度の連続性を前提とする。計画は、昨日の傾向を把握し、これを明日に引き伸ばすことによってのみ可能となる。組み合わせは多様であろう。しかし、概念構造や項目は、大同小異である。しかし、もはやこのような方法による計画は無効である。乱気流の時代にあっては、前提とすべきは、前例のない事象の生起である。概念構造まで変えてしまうような事象の発生である。前例のない事象を計画することはできない。だが、それは、予測することはできる。ここにおいて必要とされるものが、明日のための戦略である。重大な変化が生起し得る領域を予測し、それが如何なる種類の変化であるかを考えた上での戦略である。その戦略によって、企業、あるいは病院、学校、大学などの公的機関は、変化を捉え、乱気流そのものを好機に転換させなければならない。

現代も、まさに「乱気流」。大井幸子氏が紹介する「ファクトフルネス」5つのリスクを考えると、、

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世界は「ファクトフルネス」がいうところの、5つのリスクを抱えています。

1、感染症:2019年11月に中国・武漢を発祥とするコロナ禍は変異株が増発し、世界は未だ回復しておらず、(スペイン風邪流行収束同様、発祥から4年後の2023年いっぱいまでかかるのでは、と予測も)


2、金融危機:30年間成長しなかった日本経済を反映した円安傾向。GDPはアジア諸国にも抜かれる?


3、戦争危機:ウクライナ国境でロシアとNATOが激突しそう。第三次大戦勃発の危機。台湾・尖閣への中共の侵攻も起こりそう。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/09/post-97097.php


4、地球環境:温暖化ではなくむしろ、2〜3年は寒冷化するのでは?と言われる、トンガ沖の大噴火、津波。

30年内に南海トラフ地震発生確率70~80%


5、極度の貧困化:製造業の国内空洞化・サービス業のIT化、派遣社員労働による雇用機会の喪失。産業構造の変化。失業者の増大による貧困率の上昇。納税者数の減少。

これらのリスクを前にどうしたらいいでしょうか。

答えのない時代です。新たな現実を理解し、受け入れ、これを利用することで好機になるのではないかと思います。


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今日を変えていこう。

愛を込めて。


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