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5月2日 The Network Society ネットワーク社会の到来
おはようございます。GWですが、今日も #ドラッカー #365の金言 からスタートしましょう。
本日 #5月2日
テーマは #The_Network_Society
#ネットワーク社会の到来
そして、本日の金言は、、、
先進国は急速にネットワーク社会に向かいつつある。
100年前から、あらゆる先進国が従業員社会へと向かってきた。ところが今日、アメリカを先頭として先進国は、働く者と組織との関係において、また組織と組織の関係において、急速にネットワーク社会に向かいつつある。
今日、成人のほとんどが組織のために働いている。しかし彼らは、ますますそれらの組織の従業員ではなくなっている。契約社員であり、パートであり、臨時社員である。
組織と組織の関係も、働く者と組織の関係と同じように急速に変わりつつある。そのよい例が、仕事の一部を専門の企業に委託するアウトソーシング(外部委託)である。さらに重要な意味をもつものが、事業拡大の手段としての提携である。
かくして働く者の一人ひとりが、自らの配置に責任をもたなければならなくなる。このことは、自らの強みを把握し、自らをマーケティングしなければならなくなったことを意味する。
ACTION POINT
#仕事上のパートナーとしてのあなた自身の魅力を10あげてください 。
本日のテキストは、1995年『未来への決断』6章 ネットワーク社会におけるマネジメント>組織社会の方向転換、自分をマーケティングする(77〜85ページ)からの引用です。
これまでの組織のエグゼクティブたちは、「命令する」ことにあまりにも慣れてきた。何をしたいかを考え、それを部下に受け入れさせることに慣れてきた。(中略)しかし外部委託の受託者であれ、ジョイント・ベンチャーの相手方であれ、あるいは少数株主となっている企業であれ、パートナーシップにおいては、命令することはできない。信頼を得ることしかできない。ということは、具体的には、もはや「自分は何をしたいか」からスタートしてはならないということである。
正しい問いは、「彼らは何をしたいか。彼らの目的は何か。彼らの価値は何か。彼らのスタイルは何か」でなければならない。ここでもまた、必要とされているものはマーケティングの考えである。マーケティングでは、製品からではなく、顧客からスタートする。
これは、1995年に発表された文書ですが、雇用や転職先を求め履歴書を組織に提出する人は、「自分を雇うならば、自分から何を期待できるか、何を期待すべきか」について言及せよ、という求職者の話です。
しかし、前日、5月1日のテキストは、4年後の1999年や6年後の2001年に発表されたものですが、もはや企業側、組織側の方から、優れた能力を持つ知識労働者に「うちの組織のパートナーになって貢献してくれ」とオファーを出す時代になる、と記していることです。
2022年の現在においては、すでに日本企業においても、一部のエグゼクティブに対して、同様のオファーを提示し、組織が優れた人材にパートナーシップを結び始めています。
これまで、従業員として就職し、組織内から昇給・昇進する、というルートだけが重要視されてきましたが、これからは、一般の企業組織でも、営業のプロ、経理のプロ、のようにスポーツ界のようになるのでしょうか。
どうなんでしょね?今日を変えていこう。愛を込めて。
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