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3月8日 Turbulence: Threat or Opportunity? 乱気流時代の4つの心得

おはようございます。今朝も #ドラッカー #365の金言  からスタートしていきましょう。

本日 #3月8日  

テーマは #Turbulence : (乱気流)

 #Threat_or_Opportunity? (脅威か、それとも、機会か?)

乱気流時代の4つの心得

そして、本日の金言はこちら↓

#天より食物の降るときある物はスプーンを取り出しある物は傘をさす。

 マネジメントに携わる者は、危険、機会、変化に備えるには何をなすべきかを考えなければならない。
 第一に、俊敏に動けるよう、組織のぜい肉を落とさなければならない。重要なものに力を注げるよう、適切ならざる事業や活動を廃棄しなければならない。
 第二に、時間を最も高価な資源として管理しなければならない。とくに研究者、技術者、経済管理者など、高給の人たちとの時間と取り組まなければならない。
 第三に、成長の種類を識別し、管理しなければならない。生産性の向上があって、はじめて健全な成長といえる。
 第四に、最も重要なこととして、人材の育成につとめなければならない。(『乱気流時代の経営』『ザ・ハウツー・ドラッカー』)

ACTION POINT 

#不適切な事業や活動を廃棄し

#生産性の目標を設定し

#成長を管理し

#人材を育成してください

 本日のテキストは、1979年イラン革命後のオイルショックでインフレが進む1980年発刊の『乱気流時代の経営』>II 明日のための経営(45〜48ページ)、1977年の全米マネジメント協会で収録された音声と原稿を元に2014年発刊された『ザ・ハウツー・ドラッカー(われわれはいかに働きどう生きるべきか)』>第8章 乱気流の時代を生きる(137〜138ページ)からの引用です。

 乱気流の時代にあっては、企業は贅肉を落とし、体力をつけていなければならない。重い負担に耐え、迅速に行動し、チャンスをものにするためである。(「乱気流時代の経営」45ページ)

 2019年秋冬から始まり、2022年2月末においても収束に至らない感染症の蔓延、そして、2月24日にはじまったロシア・ウクライナ戦争、そして、2021年秋より始まった資源や食糧のインフレ&スタグフネーションという今、まさにドラッカーのいう乱気流時代の再来。しかも、長期戦の様相です。

悲観的なことは考えたくもないですが、備えが大事。備えが薄ければ、自分の強みを活かせることにフォーカスを。

「備えあれば憂いなし」で心配事や不安な気持ち=憂いを取り除き、日々ご機嫌に参りましょう。

 乱気流の時代にあっては、企業であれ公的機関であれ、組織というものは資源配分を管理しなければならない。どこが成果をあげそうか徹底的に検討しなければならない。企業内のどこに業績を上げる生産性の高い資源があるか、特にそのような人材がいるか把握しなければならない。(中略)「機会のあるところには糧食を与え、問題のあるところには糧食を断て」というのが鉄則である。資源というものは集中してはじめて生産性を上げる。分散は無益な結果を必ず招来する。(同書、46ページ)

まさに、本日のアクションポイントの通りです。

今日を変えていこう。愛を込めて。

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