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4月8日 リーダーシップは責任

おはようございます。


#ドラッカー #365の金言 #4月8日 #リーダーシップは責任    #リーダーは権限を委譲する #だが範となるべきことについては自ら率先して行なう

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

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“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“

と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。


今日のテーマ:リーダーシップは責任

今日のアクションポイント:  #何もかも委譲してしまったら敬意は期待できません。

全てを権限委譲してしまったら、無責任なリーダー=リーダー失格です。

例えば、日本の真珠湾攻撃によって、米海軍は戦艦8隻が撃沈または損傷を受け、数千人の将兵が戦死するという大損害を受け、太平洋艦隊は大幅な戦力低下に追い込まれた。第一次大戦以上の被害となった米国政府は10日後、12月17日には、ハワイ方面現地司令官であった海軍のキンメルと陸軍のショートを、調査委員会の調査結果が出るまでという条件で更迭。

キンメルの後任の太平洋艦隊司令官には、当時56歳の航海局長チェスター・ニミッツをルーズベルト大統領が直々に指名し、反撃体制を整えた。ニミッツは、副官アーサー・ラマー大尉のみを伴って就任すると、「真珠湾の悪夢は誰の身にも起こり得た事だ」として必要以上の処罰拡大を避け、幕僚陣はキンメルとパイの幕僚をほぼ丸々引き継いだ。この処置は真珠湾攻撃で意気消沈した将兵を奮い立たせるのに役立った。

序盤の真珠湾で艦隊を失い、劣勢となるものの、ハルゼー中将を司令長官に任命し、ハルゼー起案の「ヒットアンドラン作戦」を実行。珊瑚礁海戦などじわじわと敵にダメージを与え、ついにミッドウェー海戦勝利を手繰り寄せる。消極的な作戦に終始するゴームレー少将を南太平洋方面司令官から更迭し、攻撃的なハルゼーを後任に任命、1942年11月ソロモン海戦の勝利でガダルカナル島の制海権を確保すると、以後連合軍戦況を好転させた。

序盤にリードを奪うも、最終的には300万人を超える戦死者と多くの都市で空爆を受け、多大な戦災を被ることとなったのに、わが国の行政機関リーダー達は自ら責任を取った、と言えるのでしょうか。

「自らのよって立つ概念についての自覚が希薄だからこそ、今行っていることが何なのかということの意味がわからないままに、パターン化された「模範解答」の繰り返しに終始する。それゆえ、戦略策定を誤った場合でも、その誤りを的確に認識できず、責任の所在が不明なままに、フィードバックと反省による知の積み上げができないのである。その結果、自己否定的学習、すなわちもはや無用もしくは有害となってしまった知識の棄却ができなくなる」。(「失敗の本質」文庫版後書きより)

敗因は「失敗の本質」他の調査や研究に詳しい。戦略的な敗因がもっとも大きな要因だろうが、責任あるリーダーシップが我が国指導者にあったのだろうか。

太平洋戦争も、日米貿易交渉も、バブル崩壊も、311も、そして、コロナ禍。同じ過ちを何度も何度も繰り返しているように感じるが、どうだろうか。

我が身に振り返りながら、今日もやっていきましょう。

今日もやっていきましょう


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