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【広報110番】 小さな会社はマスコミPR対策して困難を切り拓こう

2021年も引き続き、多くの企業が困難な時期を迎えることになりました。
とりわけ地方のサービス業、観光業、レストラン業には緊急事態宣言が発令され、再び厳しい激流へと放り込まれています。

しかし、このコロナ不況時こそ無料でマスコミに報道されたら、いいと思いませんか?マスコミPR対策でブランド価値を高める戦略が効果的です。

なんでか?

それは、消費者の購買決定プロセス「AIDMA」の1番はじめのAのところだから。

消費者はまず、あなたの製品もしくはサービスの存在を知り(Attention)、興味をもち(Interest )、欲しいと思うようになり(Desire)、記憶して(Memory)、最終的に購買行動に至る(Action)という購買決定プロセスを経る。


人は、A → I → D → M → A と心理が動いていって、買うんだってプログラムされてるわけ。

で、最初のA(Attention) =こういう製品・サービスがあるんだって存在を知る(気づく)んだけど、知らなきゃ、なんにも起こらない。

このAttentionを実現する=知らないのを、「知ってる」「聞いたことある」に変えるためには、ごっついお金かかる。一般に、広告宣伝だよ。まれに「クチコミで」っていう人や会社もあるけれど、最初のクチコミってのも、誰かから教えてもらう、どっかで見た聞いたってことで始まるわけですよ。

大企業は、多額の広告予算を投じて、この「知ってもらう」努力を行なっているけれど、小さな企業や個人はそういうことはできないから、指をくわえてみてるか、誰かが口コミでもって、「あの会社いいよ」「あのサービス良いよ」と、伝えてもらうのを待ってるしかないって思い込んでる人が意外と多い。

だけど、お金かかるからって、諦めないで、

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このAttentionを獲得するのに、マスコミから伝えてもらったらどう?っていう提案が今日のお話です。

マスコミに知らせる方法として、最近は、プレスリリースサービスってものがあります。「PR TIMES」さんや「共同通信PRワイアー」さんを利用して、一度に多くの媒体に情報提供する方法です。

とはいえ、プレスリリースサービスを使っただけでは、限られた時間やスペースのあるマスメディアがあなたの情報を掲載するとは限りません。

例えば、とある情報番組には1日50件以上もの情報が寄せられると聞きます。年間18000件もの情報の中からあなたの情報が選ばれる確率は?0.27%と競争率は高く、厳しい選抜の道をすり抜ける必要があります。正直、大量の企業が集まる首都圏、関西圏、名古屋圏の企業さんにとっては取り上げられるのは非常に難しいです。

しかし、当社が経営伴走中の愛知県岡崎市の和食店「魚信」さんの情報は、2月末現在、名古屋の民放5局中4局、公共放送、全国紙1社、ブロック紙1社、

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ローカル紙2社、全国ネットのラジオ局、地元ケーブルTV局と多くのマスメディアから取材され、報道・掲載されており、来店客も急増。

2月11日から始まった「手作り寄せ豆腐」は4日間連続で、開店後1時間も経たず完売、と大いに賑わっています。

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なぜ、魚信さんに、このようなことが実現したのか。そして、あなたが最も興味があること、つまり、小さな会社でも、魚信さんのように多くのマスメディアから取材され、報道されるにはどうしたらいいのかについて、実践から学んだことを記します。

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私どもは20年ほど、マーケティング・広報の業界におりますが、マスメディアに取り上げられる、取り上げられない、には、ほんの小さな「違い」しかし、大きな「違い」があります。一言で言えば、それは「発信者側のエゴ」です。

自分のことを取り上げてもらいたい、載せてほしいという想いが強いばかりに、マスコミの役割を、自社の都合の良い情報を載せる広告宣伝や販売促進と勘違いしてしまうのです。

そして、それが今回の魚信さんはじめ、当社クライアント企業さん、お店さんが成功した理由でもあります。

なぜ当社が支援した魚信さんがうまくいったのか。また、他のクライアントさんもメディアに取り上げられ、成長に大いに貢献できたのか、改めて考えてみますと、取材されるには少なくとも、以下の要素が必要だ、という事実に気がつきました。

それは、

●経営や製造・サービスに対する熱い想い、

●社会にもたらす新しい価値、

●公共性といった社会の本質とつながるものを、

●記者の方にとっては「とくダネ」となる「最新」を

さらに、

●記者の取材のその先にいる視聴者や読者の方々にとって、有益である。

●視聴者や読者の方々に共感できる内容

●話を映像にしたときに、絵になる、面白い、かわいい、美しい、グッとくる

当社、という客観的なフィルターを通したことで、メディアさんも本来の役割を果たす動きをして下さって、結果、情報は広げてもらえる、ということです。

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例えば、今回の魚信さんの例で言えば、

①ー1)魚信さんには、「岡崎皆家族」というビジョンがあり、地産地消で健康につながり美味しい手料理、という食文化を守りたい、という想いで和食店を経営されていて、

①ー2)原田さんは、自身の豆腐づくりの手仕事を次世代に継承していって欲しい、という想いを持っておられた。

①ー3)原田さんが火事で店を失い、職人技も手作り豆腐の食文化も諦めざるを得ない

①ー4)原田さんの豆腐を会席料理で提供していた西田さん。「岡崎皆家族」というビジョンを掲げている自分ができることは何か。それなら取引先の原田さんも家族同然。だったら、なんとかつないでいけないかっていう想い。原田さんも口では「もう廃業だ」と言っていても、自分の職人技を次世代へ繋いでもらいたい、という想いがある。二人の思いが一致して、「どうにかならんものか?」と銀行融資など手段を講じる中で、どうしても足りない分については、クラウドファンディングで、と再建を決意。

②当社では、上記の想いや豆腐店再建に関する社会的な意義、公共性、現在のトレンドなどから、メディアへ伝えたいメッセージをヒアリングして、プレスリリースにまとめ、クラウドファンディング原案、そして、紹介していただきたいメディアの各担当さんへ情報提供しました。

③プレスリリースを読んだ記者さんたちから取材の問い合わせがあればラッキー。ダメなら、また①②に戻って練り直します。

④メディアさんから取材依頼が届き、実際に番組や紙面やWebニュースへと配信が始まると、

⑤情報に接した視聴者・読者・消費者の方々が

⑥共感くださり、応援くださり、2人の想いに共感した全国から400名を超える方々から480万円もの支援が集まりました。

⑦また、2月11日に開店が決まりました、とお知らせすると、皆さんがお店に集まってくださっています。

このように、2020年8月から2021年2月と7ヶ月にわたる継続的なコンサルティングとマスコミ広報活動によって、上記のように各紙から取り上げてもらい、ニュース番組にて時間を割いてもらうことにつながりました。

私どもがお手伝いする主に中小企業さんたちは、決して豊富な予算も、人財に恵まれているわけでもありません。

どの会社にも、ある想いや物語があるはずです。しかしながら、その想いは、忙しい日常によって、社会の中に埋もれてしまっているのです。

山奥の泉からこんこんと湧き出る水が河川へと成長していくが如く、社会に広がっていくはずべきものが、さまざまな障害によって、その燃えるような想いや気持ちがうまく伝わらず、広まらず、苦戦を強いられているのです。

ですから、私たちは、そうした障害を外し、クライアントさんの想いに寄り添いつつも、客観的な視点を保ち、社会にとって価値ある情報の提供を心がけて、マスメディアさんへつないでいます。

なぜ我々がそんなことをしているのか。

それは、我々が小さな会社やお店が大好きだからです。親父も中小企業経営してて、無名だったから、営業に苦労してました。「もちょっと、知られてたら、ヒットするのになぁ」なんてこぼしてたことを思い出します。自分は大学から東京に出てきて、外資系の広告代理店にも所属し実務にも取り組んだことで、少なからず、広告宣伝や広報の仕組みを学び、実際に活用もしていましたから、頑張っている企業や頑張っている人は、そこを知らないで、ブログを書いたり、SNS更新してるけれど、苦労ばかりでなかなか報われくて悩んでいる人たちが少なくないことに心を痛めていました。

実はすごい能力があるけれど、光が当たらなくて、苦労してる企業や人は宝です。こうした埋もれた宝に光を当てて、輝きを、広く多くの方々に知らせたら、もっといい世の中になるんじゃないかなって想いでもって、「広報110番」というサービス名でコンサルティングをしています。

「広報110番」へのご相談について

コンサルタントという仕事柄、弁護士と同様、相談料がかかりますが、緊急事態宣言下でもあり、最大2時間までマスコミPR戦略について、個別相談を受け付けています。詳しくは こちらにお申し出ください


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以下のような実績もございます。

マスコミに紹介してもらうことで、飛躍する企業は少なくありません。次はあなたの番です。


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