2月2日 新しい現実

#ドラッカー #365の金言 #2月2日 #新しい現実 #新しい現実を機会としなければならない #人口構造の変化と経済のグローバル化によってもたらされる事業上の機会を3つあげてください #そしてそれらの機会を追求してください

(前略)しかし、乱気流の時代は、新しい現実を理解し、受け入れ、利用する者にとっては大きな機会となる。

いいぞ、乱世は、大きな機会が生まれるんだ。

したがって、変わることにない課題は、企業において意思決定を行う人たちに新しい現実を直視させ、通念に負けることなく、間もなく迷信となる昨日の現実から脱却させることである。

新しい現実を直視するのは、難しいです。特に厳しい現実。例えば、パナソニックの太陽電池事業撤退のニュース

ここ30年間、撤退に続く撤退です。まるで太平洋戦争後半のようです。

パナソニックには、グローバル市場でどのように戦うのか、戦略があったのでしょうか?

経済よりも上のレイヤーである「安全保障」のレイヤーで考える習慣のなかったわが国でしたから、という言い訳は通用しないほど事態は深刻です。

中国は長期的視点からしっかりと長期ビジョンを実現するための戦略をたて、全体主義で実行してきました。

資本主義国の弱点を調べ、資本主義国にある企業の弱点を攻めて、滅ぼす、その意図を、日本人に対して実行したのだと思います。

日本に対して脇の甘い、お人好しで、戦争犯罪という負い目を負わせ、外務省のODAでじゃぶじゃぶにもらった資金を原資に、MMTばりに人民元を刷りまくり、日本の高度経済成長を真似た成長戦略を実行し、貿易で獲得したドルを国連やWHOなどの国際機関やアジア・アフリカの発展途上国、EU諸国のリーダーたちに賄賂で配り、ハニートラップなど「目に見えぬ侵略」によって合法的に乗っ取ってきました。

国際世界で日本が悪い、というプロパガンダを広げ、国際的なわが国の評価に悪い影響を与えてきました。

彼らの行動は、わが国が太平洋戦争で犯した過ちや失敗を学び、戦略的に白人国家にいかに勝つか、1949年の独立以降ずっと施行し続けてきた長期的ビジョンにあると推察されます。

わが国は、太平洋戦争のある時点まで米国に勝てるチャンスがあったようです。しかし、長期的な視点と謀略に欠け、情報の重要性を顧みず、勝算なき対米戦争へと戦線を拡大し結果敗北したことを中国はしっかり学習したのでしょう。

乱気流時代のマネジメントとは、新しい現実を直視することである。

パナソニックの国際的な敗北は、一日本企業のグローバル市場での敗北ではなく、日本企業の「安い」だけでその後の戦略なき市場参入では国際市場から外されてしまうことを、今こそ、学ぶべきと思います。

そして、我々が目指すべきは、何か。

それは、数年前の常識ではなく、今日の世界はどうなっているかとの問いからスタートすることである。

また、ゼロから始めなくてはならないかもしれません。でも、そこからやっていくしかありません。

そんな戦略論も織り交ぜながら、こちら↓のNOTEも書いています。

今日もやっていきましょう!




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