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8月2日 Being the Wrong Size 規模の不適切さ

おはようございます。

 4630万円が町から誤振込され、搾取しようとして逮捕された田口容疑者をYouTuberヒカル氏が雇用して更正に協力するとか。


 しかも、今回取材は田口氏直接ではなく、ヒカル氏が独占インタビュー権を獲得で、他には2次情報しか行かないみたい。

 NHK党のガーシー氏と言い、今回のヒカル氏といい、新しい時代の到来を感じますね。

 こうした事件情報は、これまでマスコミ独占。マスコミは、容疑者の更正には関わらず、ただワイドショーや紙面で「生け贄」みたいにさらすだけ。報道される方はプライバシー明かされ、就職先や外出もできず、人生すらも失ってしまうような扱いになってしまい、人生を更正するといっても容易ではありません。

 しかし、今回、ヒカル氏は、彼を関係会社で雇用し、裁判終わるまでは自宅でテレワークで、その後も雇用し続けることで、裁判費用他の返済に充てるという。事件をきっかけに、田口容疑者が心を入れ替え、更正して社会貢献へと歩まれることを望みます。


さて、本日のテキストも『#マネジメント-課題・責任・実践』より。
手元の1974年版では、下巻 55章 不適正規模について 477〜501ページより


#8月2日  
#Being_the_Wrong_Size
#規模の不適切さ

#不適切な規模とはニッチのありえようのない規模である


 規模の誤りは、組織にとって体力を消耗させる業病である。ありふれた病でもある。治療は可能だが、簡単でもなければ楽でもない。症状ははっきりしている。常に同じである。不適切な規模の組織には、肥大化した分野、活動、機能が必ずある。著しく努力を必要とし、多額の費用を必要としながら、成果をあげられない分野がある。他の分野でいかに利益をあげようとも、その肥大化した分野がそれ以上を吸い取る。
 よい例がアメリカン・モーターズだった。アメリカン・モーターズは何度もディーラー網の強化をはかった。規模の不適切さの対策として、販売増のための投資も行なった。それこそ行なってはならないことだった。
 不適切な規模にかかわる問題の解決に最も有効な方法は、事業の性格を変えることである。不適切な規模とは、生存と繁栄のためのニッチ(適所)のありえようのない規模である。アメリカン・モーターズとフォルクスワーゲンの違いは、個性の欠如による規模の不適切さと、個性による規模の適切さの違いだった。

(『マネジメント-課題・責任・実践』)

ACTION POINT

#あなたの組織の規模は不適切ではないでしょうか

#そうであるならば
#ニッチをつくり出すことを考えてください

今日もやっていきましょう。
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