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12月14日 Common Core of Unity 事業の核としての共通性

おはようございます。 #ドラッカー #365の金言  で、今日も人生とマネジメントを深めて参りましょう。

本日 #12月14日  のテーマは、 #Common_Core_of_Unity ( 統一感のある共通の核) 

#事業の核としての共通性


#企業買収には共通性少なくとも類似性が必要である

 企業買収による多角化では、事業間に共通性あるいは類似性がなければならない。市場の共通性、あるいは技術の共通性が必要である。業務プロセスの共通性であってもよい。それらの共通性なくして、多角化とくに企業買収による多角化が成功することはない。所有による支配では不十分である。
 高級品市場で成功したあるフランス企業がある。シャンパン、ファッション、高級腕時計、香水、ハンドメイドの靴を扱っている。脈絡のない業容に見える。共通性がないかに見える。しかし、すべてが価格や有用性以外の価値で売れる製品である。高級だから売れるものである。事業間には顧客価値に共通性があった。シャンパンとファッション製品では売り方は異なる。しかし、買われる理由は同じだった。(『マネジメント・フロンティア』 314ページより、eラーニング教材『企業買収戦略』)

ACTION POINT 

#企業買収にあたっては事業間の共通性と類似性を検討してください

 企業買収による多角化は、他のあらゆる多角化と同様、共通の核があってはじめて成功する。複数の事業を結びつけるには、市場または技術に共通性がなければんらない。ただし、時には、生涯工程に関する経験や専門能力が、共通の核として統合のための基盤となることもある。 統合のための核がなければ、多角化とくに企業買収による多角化は成功しない。資金的な結びつきだけでは不十分である。社会科学の専門用語でいうところの「共通の文化」、あるいは少なくとも「文化的類似性」がなければならない。(『マネジメント・フロンティア』 30章 企業買収成功のための5つの原則 314ページより)

 企業買収においては、技術、市場のみならず、「社風」=「組織風土」=「組織文化」といったところの共通点があるか、ないか、あるいは、共通化できるか、という点は大きなポイントと思われます。

今日を変えていこう。愛を込めて。


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