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1月11日 Management and Theology 人のものとしてのマネジメント

おはようございます。今日も #ドラッカー #365の金言  から1日を始めていきましょう。

本日 #1月11日  1が3つ揃った縁起が良い1日ですね。

今日のテーマは #Management_and_Theology (マネジメントと神学)

#人のものとしてのマネジメント

Theology(神学)とマネジメントとの関係なんてあるの?と疑問に感じたのですが、ドラッカーは晩年、「メガチャーチ(Mega Church )」(規模の大きな教会)が効果的に機能する活動を支援した知的な後援者でした。

#マネジメントとは人にかかわることであり善悪にかかわることである

 マネジメントとは、仕事の絆で結ばれたコミュニティとしての組織において機能すべきものである。共有する目的のもとに、仕事の絆で結ばれたコミュニティとしての組織のものであるからこそ、マネジメントとは人にかかわることであり、善悪にかかわることである。
 私自身、大学で宗教学を教えていたころよりも、コンサルタントの仕事を通じてより多くの神学を学んだ。(「マネジメントの仕事を教える」『ニューマネジメント』誌収録)

ACTION POINT
#一緒に仕事をしている人に悪い人がいませんか
#そのことについて何かできることはありませんか

 ドラッカーは「マネジメント」を産業界はじめ政府にも伝え、企業の発展に貢献しましたが、企業を象徴とする物的社会への貢献のみならず、信仰、精神世界や非営利組織の人たちにも貢献しました。

非営利組織が生み出すものは、治癒した患者、学ぶ生徒、自立した成人、すなわち、変革された人の人生である。(「非営利組織の経営」(1990年))

 ドラッカーは「敗者や社会から打ち捨てられた人々に手を差し伸べ、自信と誇りを持つ市民として送り出す」という救世軍のミッションに共鳴していました。

 80年代になると、敵対的企業買収が盛んとなり、企業は乗っ取り屋の標的とされ、そこで働く従業員たちは「自分たちを最も高い言い値をつけた会社に買われる運命にある動産である」と見なすようになってしまい、大いに自尊心を傷つけられました。

「いつ会社が乗っ取られるかわからない、そんな時に、良い仕事をしようなんて気になれるかね?」

従業員を削減すべきコストとみなさず、保護すべき資源と考えよ、とドラッカーは説いてきた。しかし、従業員たちは経営者によって売られる「もの」として扱われ、ダウンサイジングが進むことで、企業内に信頼で築かれてきた社内コミュニティは破壊されてしまいました。

経営者や投資家が収益第一主義に走り、経営幹部が従業員の200倍もの収入を得ることが当たり前になる格差社会の到来に、仕事の絆で結ばれたコミュニティは失われてしまいます。米国の企業で80〜90年代に起こったことが、この2020年代の日本企業に、形を変えて起こり始める。そんな感覚を持ちました。

今日を変えていこう。愛を込めて。



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