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8月9日 Research Laboratory: Obsolete? 企業研究所の陳腐化
今日のテキストは、実質ラストの名著、2002年『 #ネクスト・ソサエティ 』企業のかたちが変わる 秩序の崩壊 44〜45ページより。
独自の企業ノウハウだけで、というよりも、他の組織や技術とのパートナーシップ、合弁、提携、少数株式参加、ノウハウのライセンス契約、みたいな形で、オープンに広がっている。
私自身の仕事も、戦略的な助言範囲にとどめておいていて、補助金申請などは地域の商工会議所、行政書士、司法書士、社労士さんらにお任せし、税理士さんと協調しながら全体的な業績改善について、協力しながら行なっている。また、それが請負という形でない協調のため、フラットな形で助言チームが構成できたところはいい感じに回っている。
なので、出会う人出会う人、自分のエリアではない人であっても、何かしら繋がりが生まれ、仕事になることも少なくないので、手に手を携えてビジネスが回っていけばいいなと感じています。
今日もやっていきましょう。
#8月9日
#Research_Laboratory :
#Obsolete ?
#企業研究所の陳腐化
#技術は産業を越えた 。
20世紀最大の社会的イノベーションだった企業研究所が、近年減少してきた原因は何か。今日では、企業の研究部長たち自身が企業研究所の陳腐化を認めている。技術が産業を越えたために、もはやいかなる産業、企業にも、独自の技術というものがありえなくなった。そして、産業が必要とする知識が、馴染みのない異質の技術から生まれるようになった。こうして伝統ある企業研究所が陳腐化した。
世界一の企業研究所だったベル研究所は、数十年にわたって電話産業が必要とするイノベーションを行いつづけた。ところが電話産業では、グラスファイバーについて何も研究せず、何も知らなかった。通信を変えたのは、ガラス・メーカーのコーニング社が開発したグラスファイバーだった。
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