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11月30日 Control Middle Management ミドルの肥大化

おはようございます。今日も #ドラッカー #365の金言  から人生とマネジメントを深めていきましょう。

本日 #11月30日  テーマは #Control_Middle_Management  #ミドルの肥大化

#ミドルの減量を開始せよ

 今こそミドルの減量を開始するときである。一つの方法は不補充である。退職、死去、定年によってポストが空いても自動的に埋めてはならない。六ヶ月から八ヶ月空いたままにしておき、静観する。強い要求がなければ、そのままポストを廃止する。これを実行したいくつかの企業によれば、空席の半分が六ヵ月後には廃止されたという。
 肥大化したミドルをスリムにするもう一つの方法は、昇進させる代わりに、仕事の内容を充実させることである。若いミドルに対し、あるいはその下で働く若い人たちに対し、優れた業績に報い、かつ自己実現させる一つの方法が、仕事を大きくし、挑戦的にし、厳しくし、裁量をもたせることである。さらには、異なる仕事への横の移動をはかることである。
 四〇年前、人事考査課に、昇進にふさわしいかとのチェック項目が入れられた。今われわれはこれを、より挑戦的な仕事にふさわしいか、新しい責任を加えるにふさわしいかと書き換えなければならない。(『マネジメント・フロンティア』 23章 ミドル・マネジメントの肥満対策 239〜241ページより)

ACTION POINT
組織構造を平版にしてください。
情報化によって組織の活性化と効率化をはかってください。

フジテレビが早期・希望退職者を募る、という報道が流れましたね。

現在、大企業が大型募集をかけやすい状況にあるのは事実です。コロナが少し落ち着き、人々の外出も増えて、世間の空気が上向きになりつつありますから。(上記Yahoo!記事より)

本日のドラッカーの提言は、40年前の1983年に記されたもの。そうとは思えない内容ですね。

ミドルの増加を正当化する根拠は、これからはなくなる(ドラッカー)

製造業が海外に進出し、サービス業や介護、そして、農業もしんどい労働市場ばかり。正直、かつてのようにいい待遇が得られる労働市場は喪失している。働く意義や働きがいを持って働ける職場ってあるんだろうか?みたいなそんな閉塞感を感じます。

労働市場で辛い日々を送るくらいなら、好きなことを営みにしたくなるものです。たとえ利益が厳しい状況であったとしても、笑顔で、明るく、楽しくやれる職場、それがなかったら、自分で起業するのも1つの考え方かな、とも思います。

今日もやっていきましょう。

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