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2月19日 再民間化の必要

#ドラッカー #365の金言 #2月19日 #再民間化の必要 #企業が優れている最大の理由は赤字の機能にある #すでに刑務所の運営や軍事上の役務が民間企業に委託されています #さらに予想されるものを列挙し民間委託の利点をあげてください

ドラッカー博士は多分、自由主義者であり、規制緩和主義と思う。かつての朴訥とした自由賛成!規制=悪、という話ではなくなった現在、むしろ、アンケートでも、このコロナでは、国家は国民をもっと規制すべき、お金くれるなら規制されたーい!っていう民が圧倒的。従順すぎるというか、公への忠誠心が強いなわが国民は、と改めて思う訳ですよ。

民間化(=民営化?)の推進について、両手をあげて賛意を示す時期は終わったと思われます。

理由の1つとして、某国からの「目に見えぬ侵略」の危険性である。政府、都道府県、市町村の業務を精査し、地域住民の公益に資する事業、例えば、電気・ガス・水道・道路・通信・良質な水源地に関しては外国企業の介入を排除し、公的機関が安全保障の観点から担うべきであり・・とここまで書いて、本文を読んでいないことに気づいた笑

再民間化とは、家族やコミュニティが担いきれなくなったために政府に任された仕事を、政府以外の組織に戻すことである。再民間化に企業が適しているのは、それがイノベーションのための組織だからである。

おお!逆でしたね。笑

しかし、欧米諸国と異なり、わが国の制度は、国営化が先にあって、民間に払い下げられて、という歴史ではなかったか?

家族やコミュニティが担いきれないから、住民から政府や行政に業務を委託して、という歴史はわが国にはなかったんじゃないっけ?知らんけど。

企業は仕事ぶりを厳しく評価される。消費者は製品がどれだけ役に立つかだけを考える。役に立たなければ、それをつくった企業が消滅しても残念とは思わない。投資家も残念とは思わない。企業が優れている最大の理由は、利益の機能にあるのではない。赤字の機能にある。だからこそ企業は、あらゆる組織のうち最も適応性に富み、最も柔軟である。

「赤字だから閉鎖される」という機能があるからこそ、民営化すべき、というドラッカーさんの理屈。なるほど。


「民間」で出来ることを「役所」がおこなう必要があるのだろうか。また、「民間」では難しい事だからこそ「役所」でおこなうべきなのではないか。


日本資本主義の育ての親と言われる渋沢栄一さんは「片手に論語、片手に算盤」という至言を残している。「なぜ民間企業でやるべきなのか?」「なぜ行政機関でやるべきなのか?」を考えれば「官民競争」なんていうおかしな話にはならないのではないだろう。

そもそも、民の需要から発生して、それは民が供給するのは荷が重いから行政でやってよ!っていう流れってことなんか遭ったっけ?

最初から賢い?(おせっかい?)天下り狙いのお役人がコンサル使って制度設計したのを、民は他の選択肢考える間もなく、使い勝手悪いけど、まあ使ってみるべかって使い始めることになってるってことなんじゃないか?

私も某県で携わった医療情報ネットワークのときの話なんて、まさにそれで、現場の使い勝手とかそもそもの需要を解決するものでもなんでもなくて、震災復興で予算計上しなくちゃ、なところで始まって、予算執行のための書類のための事業みたいなことで、大いに消耗させられ、外郭団体はへとへと。

ITくそゼネコンから出来上がってきた代物は、当然厳しい現場には無用の長物で、使用料払えと請求書送ってくるだけ。

なんだよ?これ、国家による詐欺もんだ、って医療機関は怒ってたよ。とまあ、話ズレちゃったね、という事で(笑)

今日もやっていきましょう!



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