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6月20日 規制の必要性 When Regulation Is Required

おはようございます。昨日の続きです。

#ドラッカー #365の金言 #6月20日 #規制の必要性 #WhenRegulationIsRequired  #正しい規制の立法化がマネジメントの行なうべき仕事である。

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

https://amzn.to/3sucDVe

“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“


と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。

今日のテーマ:規制の必要性 When Regulation Is Required

ACTION POINT:  What detrimental business impact in your industry can you turn into a business opportunity or effective regulation? ( #あなたの業界では有害なビジネスインパクトをど のようにビジネスチャンスや効果的な規制に変えることができますか? )

同業他社が同じルールに従わなければ競争上不利になる。同じルールの受け入れは、規制つまり何らかの公的権力の行使によってのみ実現される。

今回のコロナ禍において、自粛要請に従った大半の企業は苦境に陥り、無視して営業した外資系(中華系?)バーはじゃんじゃん稼いでいた、と聞く。

「自粛」というやり方で、行政の損害賠償請求責任を問われない形で、「規制」を計った行政、政治力で業界に累が及ばないよう工作した医師会に対して、税金も払わず、政治家への献金も怠り、政治団体づくりにも業界団体作りにも努力しなかった外食業は、このコロナ禍で感染源、とされ、営業自粛要請の矛先となり、チェーン店も家族経営店も大きな被害を被りました。

確かにコロナは厄であり、感染症です。しかし、厄が過ぎ去るまで財政支援さえしっかりされれば何とか生き延びることができる、ということもわかりましたし、尾身会長らの政府の分科会もしきりに、外食を感染源に仕立て上げました。

コロナは介護業界からクラスターが生じました。でしたが、そこは悪く言わないし、報道されませんでした。

なぜ?

民主主義であり、資本主義国家だからです。

主に投票行動を起こすのは、高齢者層です。民主主義なのです。彼らが使う介護業界は、開設に巨額が動くこともあり、メディアも彼らを悪者扱いすることはありませんでした。

「補助金や支援金が欲しいなら、そもそもが業界団体すら作ってない外食関連企業らのお前らが悪いだろ」という現実も見えました。

日本は資本主義なのです。業界が政治家を動かしてきたのだし、これからも動かしていく、そういうメカニズムなのです。

そのメカニズムを外食業界は理解していませんでしたし、今も理解しようとしているとは思えません。

国内業界は政治にコミットしていない業界は、このような仕打ちを受けるのだ、ということが明らかになったのではないかと思います。

政治家を動かすには、政治家のスポンサーでなければならない。それが日本の資本主義であり、民主主義です。

つまり、民主主義と資本主義のメカニズムと活用方法を学ぶことなく経営してきた業界は負け組に陥ったとしても、誰も助けてくれない、ということでした。

追伸

先週の木曜日21時からは、読者の皆さんとの無料の読者対話会でした。楽しきひとときです。下の有料NOTEマガジンを購読して、メッセージを送ってくださいね。FBのグループにご招待しますよ。

「どうすれば、今の状況をもっと良くできるか」

長引くコロナ禍によって、自身や企業パフォーマンスが不調に陥ってしまった場合、孤独に改善への道筋を見つける作業は容易いことではありません。

これこそ、経営者のあなたが直面している現実的な課題であり、それが解決する日まで、毎日頭から離れることはない問題ではありませんか。

知識を増やし、縁を増やし、新しいアイデアが生まれるかどうかが、この困難な時においても、うまくいく人といかない人との小さな違いです。小さな違いが大きな結果の差を生みます。そうした新しいアイデアのヒントが見つかるのが、次のNOTEマガジンです。

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