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5月11日 為替リスクへの対策

おはようございます

続きです。

#ドラッカー #365の金言 #5月11日 #為替リスクへの対策 #最も堅実なはずの行為が結果として最も投機的な行為となりうる

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

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“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“

と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。


今日のテーマ:為替リスクへの対策

今日のアクションポイント: #手始めにヘッジによって為替リスクから身を守ってください

為替リスクと言えば、原油価格調達を長期予約によってリスクヘッジしたつもりが、相場が逆に触れて数百億円もの赤字になってしまったJALの事例を思い出します。興銀と政治家に騙されたそうですが、詳細は分かりませんが。。。

貿易取引のない国内市場向けに取引している企業がわが国では8割だそうです。しかし、アマゾンやebay、百度などを通じた海外個人取引が拡大していますから為替為替差損・差益への意識が次世代の方々を中心に根付いてくるんだろうなと思います。とはいえ、大量のドル買いをする、長期で予約する、といった為替取引まで至るか?どうでしょう?むしろ、為替リスクのない円取引を中心に、TPPなりで広げていければいいのかもしれません。

今日の提言でなるほど、と感じたことは、

最も堅実なはずの行為が結果として最も投機的な行為となりうる。

この言葉です。えてして我が国はリスクを取るのが下手というか、無責任な人や組織が多いわけですから、当然リスクをとって勝負する、ということをしないわけです。

安全運用していた「はず」なのに、結果的に大損になってしまった

なんてことが頻繁にあるわけです。

例えば、航空機時代が来る、とわかっていながらも、戦艦大和の建造は止められなかったわけで、これも海軍組織内で、将来を見越した提言をしても、それに賭けることができなかった無責任な上司や行政マンたちが「先例通りでいこう」と安全策を選択した結果、時代を読み誤り、太平洋戦争の大敗につながったわけです。

勇敢で優れた現場の戦士たちは命を落とした一方で、自ら戦うことをせず、安全な場所から間違った戦略を是認決断した官僚や幹部たちは、自らは「見えない戦略ミス」をしたにもかかわらず、罪にも問われず、復職し、生き延び、戦後の繁栄を享受し、たっぷり年金を受け取って、その生き残った一族たちが繁栄しているという歴史の皮肉。

勇敢でも智略もない、戦況以前に国際感覚と時勢を正しく認識できず誤った決断を繰り返したボンクラたちの子孫が我々です。よほどしっかりと学習していかないと、海千山千の異国人と渡り合うことなどできない。そういう認識でいかないといけない、と強く感じた次第です。

ルールを守るのが得意な我々日本人に対して、都合が悪くなればルール自体を変えてもへっちゃらなのが、国際組織です。

柔道も空手も日本発祥の文化であり、スポーツでしたが、いつの間にか、他国がコントロールし、我が国は文化的には発祥の地、ということで尊敬はされているものの、ビジネス的にはほとんど恩恵がなくむしろIOCや連盟に外貨を支払っている、というのが現実です。

製造業もいつまでも大丈夫なわけでなく、ポケモンや鬼滅の刃などアニメーション、権利ビジネスへと派生し、それが国家を食わせていく主産業になるものと思われます。著作権や意匠権などの権利を守るためには、こうしたお人好しな部分は、直していく必要があると思いますが、いかがでしょうか。


というわけで、今日もやっていきましょう。



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