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11月19日 Characteristics of Organizations 組織の目的

おはようございます。今日も #ドラッカー #365の金言  より人生と経営を深めてみませんか。

本日 #11月19日  テーマは #Characteristics_of_Organizations  

#組織の目的

#組織は道具である#専門分化することによって自らの目的遂行能力を高める

 組織とは、それぞれが独自の目的をもつ機関である。組織は一つの目的に集中するがゆえに成果をあげる。
 たとえば米国肺臓協会に対し、「アメリカ人の九割が足の指に食い込んだ爪(陥入爪)に悩んでいる。これについての研究と予防に貢献せよ」と要請しても、「当方は胸部の一部にしか取り組まない」との答えを得るのが落ちである。米国肺臓協会、心臓協会、その他医療関係の団体がNPOとして成果をあげているのは、一つの目的に集中しているからである。
 社会やコミュニティや家族では、発生する問題をすべて扱う。しかし近代組織においては、複数の問題を扱うことは多角化である。多角化とは分散化である。多角化は、企業、労組、学校、病院、地域のサービス機関のいずれを問わず、組織として成果をあげる能力を破壊する。
 しかも、組織はそれぞれの専門をもつ専門家から成る。したがって、組織としての目的は際立って明確でなければならない。単純でなければならない。さもなければ混乱する。みなが共通の目的ではなく、それぞれの専門分野の論理に従って動くようになる。それぞれの成果を追求し、それぞれの価値観を貫こうとする。かくして明確で焦点の定まった共通の目的だけが、組織としての一体性を保ち、成果をあげさせる。(『ポスト資本主義社会』 2章 組織社会 105ページより)

ACTION POINT
#あなたの組織が明確で焦点の定まった目的をもち
#成果をあげることに集中していることを確認してください

なるほど。目的を単一化した方が成果を上げる、ということですね。ですから、たとえば、営業部は営業、経理は経理、と各部署は単一の機能に徹する方が効率的に仕事ができる、ということなんですね。

だけど、中小企業の場合は、少数精鋭。そして、大企業でも、希望退職・早期退職を募っています。つい先日も、東芝の三分割案が発表されましたね。

ほとんどが少数精鋭で兼務兼務の連続です。社長兼店長兼経理兼営業、みたいにマルチに仕事をしている社長さんは少なくありません。自分もそういう一人ですが、まあ、なんというか、目の前の現実に立ち向かいつつ、将来のことも予測しながら考えて、とは、思ってはいるものの、雑事に追われて支払いに追われて、という個人事業主の方々も少なくないと思います。色々ありますが、まあ、やっていきましょう。今日もよろしく。

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