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11月6日 Winning Strategies 戦略の役割

おはようございます。今日も #ドラッカー #365の金言  よりやっていきましょう。
本日 #11月6日 #Winning_Strategies  (勝利の戦略) #戦略の役割 です。

こちらの続きです

https://note.com/dialogjapan/n/nf9973d3b1cb6

#聖アウグスティヌスは奇跡を求めて祈り成果を求めて働きなさいといった

 善意で山は動かない。山を動かすのはブルドーザーである。使命と計画は善意にすぎない。戦略がブルドーザーである。戦略が山を動かす。 とくにNPOでは戦略が重要である。成果を求めて働くようにさせてくれるものが戦略である。戦略が意図を行動に変える。いかなる資源と人材が必要かを明らかにする。 かつて私は、戦略という言葉を使うことを反対された。軍事の匂いが強すぎるといわれた。だが、私の考えは変わった。計画が知的な遊びに終わっていることが多いことに気づいた。計画をきれいに綴じて棚においている。それだけで素晴らしいことを行なった気になっている。たしかに計画はつくった。しかし、実際に行なわないかぎり、何も行なったことにはならない。 こうしたことから、私は戦略という言葉を使いはじめた。戦略があれば、期待するものではなく、働くためのものであることがはっきりしている。(『非営利組織の経営』65ページより)

ACTION POINT
#あらゆることについて戦略を立ててください


善意で山は動かない。山を動かすのはブルドーザーである。

 この言葉は理想を語るだけではダメで、現実に即した具体手段が必要だよ、ということと思います。

 かつて太平洋戦争時、南方戦線の第一線で戦う軍からは中央(大本営)に対して、以下のような不満と批判の声が上がっていました。

中央から送ってくるものは激励と訓示と戦陣訓と勅諭だが、第一線の欲しいものは、弾丸だ、飛行機だ、操縦手だ、燃料だ、食糧だ。どこの部隊が増援に来られるか?だが、一兵どころか握り飯1つ前線に送れない。玉砕以外に手がない。

これなどは典型的な話と思います。

先日、選挙でも、ある候補者の主張されていたことは「机上の空論」に感じられることが多く、うどん定食390円、やきそば弁当289円の日常にあくせくする庶民からすると、その考えは浮世離れしており、とてもうまくいくようには感じられませんでした。そして、やはり落選されました。選挙に勝つ、という目標を定めたのなら、組織からの支援も大事でしょうが、選挙民からの共感が得られる具体的手段を話せなければ、支持は得られないでしょう。まさに、

あらゆることについて戦略を立ててください

ということで、これは、何も寺院や病院、NPOなどの非営利組織だけでなく、政府においても、企業においても戦略が重要であることをドラッカーは伝えてくれています。

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