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3月14日 起業家的な4つのシステム

続きです。

#ドラッカー #365の金言 #3月14日 #起業家的な4つのシステム   #起業家的なシステムは生き残るためには持たざるをえない

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

https://amzn.to/3qUQZtj

“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“


と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。


今日のテーマ:起業家的な4つのシステム
今日のアクションポイント: #陳腐化しつつあるものを廃棄し不断に改善し成功したものを新たに展開させイノベーションへの体系的な取り組みを強化してください

持たざるをえない4つのシステムとは、今日のアクションポイントに指摘してある内容です。

1、陳腐化しつつあるものを廃棄し

2、不断に改善し

3、成功したものを新たに展開させ

4、イノベーションへの体系的な取り組み、つまり、組織内で最も成功した今日の製品を陳腐化させ、大部分を代替するような、異なる明日を創造する事業の開発を組織で創り出すこと。

これら4つを強化してください、ということ。

例えば、宴会業務を主に展開していたホテルであれば、

1、宴会・結婚式はおこなわれないから、宴会業務は廃棄し、貸しスペースにし、レストラン部門も廃止し、外注化して、宿泊部門と貸しスペース営業担当だけを残したスリムな運営体に。

2、不断の改善には終わりなくサービスのQ(品質)・S(接客)・C(清潔さ)のレベル向上を

3、成功したもの、例えば、「どうせ泊まるならちょっとリッチな部屋で」というニーズに特化した素泊まり専用ビジネスホテルとして、他のビジネスホテルが提供できないスペースをお値打ちな価格帯で紹介し、回転数を上げる

4、体系的なイノベーションの実施として、清潔さ、を売りにした、ホテルや寮事業として、ウィークリー・マンション、マンスリー・マンション的な展開へと展開していくドーミーインを展開する共立メンテナンスさん的な在り方に向かうとか。

ただ、この方向性は、低コストが重視される下請け業態的になるため、ランニング費を稼ぐのみとなり、十分な営業利益の確保が難しい。地域を面で押さえ、独占的な立場を実現するまでは苦しいが、それを越えてしまえば、中国のコンテナ支配的な立場が期待できる。そこまで我慢できるかどうかがポイントか。

赤字の部門を戦略的に縮小しながら、黒字部門を伸ばしつつ、全体の黒字化目指してバランスを取る。さらに、成長が期待できる新規事業を投入し、PRによって売上の柱に育てていく。

結果、赤字部門の人員を新規事業に吸収しながら、フェイドアウトさせながら、ゆっくりと全体の黒字化、収益増を実現する、という中期的な計画だ。

変化スピードが激しく、また、感染症、という未曾有の災難により、経営に余裕がなくなり、なんとか維持してきた赤字部門からの撤退・縮小が急がれると共に、新規事業イノベーションが求められている。ますます創造する人財↓ こういうNOTEを読んでいる人財が必要な時代に入ってきた。

今日もやっていきましょう。よろしくお願いします。

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