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成長なのか、肥満・肥大なのか? 8月2日 Being the Wrong Size 規模の不適切さ

8月2日のドラッカー365です。

8月2日 
#Being_the_Wrong_Size
#規模の不適切さ

不適正規模は、企業を衰弱させ、消耗させる慢性病であり、ごくありふれた病気である。大抵の場合治せる。だが、治療は簡単でもなければ気分の良いものでもない。罹病した企業の経営陣は、普通正しい医薬を取ろうとしない。その代わりに大方の経営陣が受けたがる「治療」は、インチキ治療であり、それはまず間違いなしに病気を悪化させ慢性化させる。

ドラッカー『マネジメント』1974年版 下巻 477p

不適切な治療とは、肥大化した機能を支えることができる程度にまで、企業の「成長」を策することである。(中略)そういった戦略は効果が上がるように思えるかもしれないが、実のところ、その公算は少ない。(中略)しかしながら、実際には、この問題と取り組むのに利用できる3つの戦略がある、という。

1)性格を変える
2)吸収合併または買収
3)売却または切り捨て

成長する、のと、肥大化・肥満化する のとは、異なります。
適切な規模感、を持っていないと、肥大化に走りがちです。その区分に経営者が気づくことができるか?考えてみてください。

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