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4月26日 貪欲と腐敗

おはようございます

昨日の続きです。

#ドラッカー #365の金言 #4月26日 #貪欲と腐敗    #バブル時は怪しげな者までトップにのぼる

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

https://amzn.to/3sucDVe

“汝の時間を知れ“ ドラッカー

上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“

と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。


今日のテーマ:貪欲と腐敗


今日のアクションポイント:

#怪しげなものに気をつけてください  

#バブル時はマネーゲームにしてやられやすいですよ

好景気になると、悪徳業者が蔓延る。帳簿を改ざんする、とドラッカー博士。なんて書くと、好景気をまるで悪いように記しているようであるが、違います。人間の貪欲さへの警告であり、人間性を鍛えよ、人格向上に努めよう、誠実に経営しよう、ということなんだろうと思います。

それが「マネジメント」にある “ integrity of character “ の本質。我々日本人は古来より儒家・老荘・仏教思想によって、1000年近く商いの中から哲学を見つけてきました。

「三方よし」「先用後利」「商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり」「店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何」「売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる」「資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし」「無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ」「良きものを売るは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり」「紙一枚でも景品はお客を喜ばせる つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ」「正札を守れ、値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ」「今日の損益を常に考えよ 今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ」「商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ」

など近江商人、富山商人、江戸商人と商人は多くの家訓、商訓を練り上げ、戒めとし、家が滅亡しないように、と教えられてきました。

この精神があればこそ、どんな不況も戦争も100年、200年と乗り越えてきた古参企業が世界一多いのがわが国です。


今日もやっていきましょう!



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