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3月1日 The Change Leader チェンジ・リーダーの条件

おはようございます。3月となりました。今月も #ドラッカー #365の金言  からスタートしていきましょう。

本日 #3月1日  のテーマは、

#TheChangeLeader  

#チェンジ・リーダーの条件

そして、今日の金言は、

#変化をコントロールする最善の方法は 
自ら変化をつくりだすことである。

 変化はコントロールできない。できるのは、変化の先頭に立つことだけである。今日のような乱気流の時代にあっては、変化が常態である。変化はリスクに満ち、楽ではない。悪戦苦闘を強いられる。だが、変化の先頭に立たないかぎり、生き残ることはできない。急激な構造変化の時代を生き残れるのは、チェンジ・リーダーとなる者だけである。
 チェンジ・リーダーとなるためには、変化を脅威ではなくチャンスとして捉えなければならない。変化を探し、本物の変化を見分け、それらを意味あるものとして利用しなければならない。
 自ら未来をつくることにはリスクがともなう。しかし、自ら未来をつくろうとしないことのほうがリスクは大きい。成功するとはかぎらない。だが、自ら未来をつくろうとせずに成功することはない。(『明日を支配するもの』『ネクスト・ソサエティ』)

ACTION POINT 


#チェンジ・リーダーとなるべく未来を意識してください 。


#変化を探し

#本物の変化を見分けてください

本日のテキストは、『明日を支配するもの』(1999年、第3章 明日を変えるものは誰か、82ページ)、『ネクスト・ソサエティ』(2002年、第一部第7章 ネクスト・ソサエティに備えて>チェンジ・エージェントたれ 63ページ)からの引用です。

およそ20年前、ドラッカー最晩年に記されたこれら2冊は、90年をピークにバブル崩壊という経済崩壊の中、次の処方箋を求める経済人への書として様々な提言が盛り込まれている。

製造業人口を減らしながらも、いかにして雇用と所得を確保しつつ、労働市場の流動性を確保するか、という課題への提言は為されたが、日本社会は「就職氷河期」として10年以上、若者たちにその負担をおっかぶせることでしか解決できなかった。

受け皿として低所得重労働のサービス業と国庫補助なしには成立しない介護事業が用意されたものの、30年以上かけて低所得の少子高齢化社会となった日本は、すっかり成長できる意欲すら無くしてしまいながら、老いつつあるように思われる。

何もかも手遅れなのだろうか。

しかし、低成長が長続きしたことで、経済第一主義は失われ、むしろ、社会は洗練され、清潔となり、他人とのコミュニケーションにNVC的な思いやりある方法が普及し、傷つきやすい人たちや高度成長期ならば社会から排除されたような人たちでさえ、「社会の和の中」に受け入れる成熟さを持ち得たのではないか、と思うのです。

すっかり、優しい社会となった日本を、他国から来た留学生や観光客などは随分と羨望の目で見ている点があることを忘れてはいけないと思います。

ドラッカーは言います。

チェンジ・リーダーとは、変化を機会として捉える者のことである。変化を求め、機会とすべき変化を識別し、それらの変化を意味あるものとする者である。(「明日を支配するもの」82ページ)

今日を変えていこう。愛を込めて。

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